経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
最近、タイトルだけの新書が圧倒的に多いのですが、
本書はめずらしくまともな経済学者によるまともな新書です。
経済学に基づく適切な分析・検証による内容の濃い本です。
著者の「日本の不平等」を時間が無くて読めない人にはお薦めです。
出版社はこのような新書を出さず、タイトルだけで売ろうと思っているようですが、
その結果新書はすでに週刊誌レベルに成り下がっています。
まともな新書を探すことがすでに難しくなっています。
競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)
市場経済のメリットについて解説する書。まずは、市場経済も嫌いだが政府による再分配も
嫌い、勤勉を重視する価値観も衰退してきているという日本の状況を確認。その上で、その
理由を考えていきます。
著者の見解は以下の通り。
日本人の市場嫌い:小泉政権下の政策で、市場主義が既存大企業を保護する大企業主義と同一視されてしまった。
昨今の不公平感:所得格差の決定要因のあるべき姿(選択や努力)に関する価値観と実際の格差の決定要因(運や学歴)とに乖離が生じた時に、人々は格差感をもつのだろう。
一方、著者が信じる、市場経済のメリットとは「市場で厳しく競争して、国全体が豊かに
なって、その豊かさを再分配政策で全員に分け与えることができる」こと。何度も何度も
この考えが強調されます。
いろんな雑誌等に書いた短文を纏めたようで一体感にかけてはいますし、目新しい主張
や議論もない。でも、市場経済のメリットについては学べる本です。
シティボーイズの「灰とダイヤモンド」 ~新老人の集い~ [DVD]
1夜限りで行われたライブとのことですが、意外にも、定期公演にはない面白さが出ている!
彼らの活動の中では、ある種の傑作と称されるべきライブでしょう。
天国への階段
プロデュース・詞:松本隆
編曲:長生淳
大竹しのぶ(ヴォーカル)
新日本フィルハーモニー交響楽団/浜田桃子(ピアノ)
細野晴臣(シンセサイザー)/コシミハル(キーボード)/鈴木茂(ギター)
女教師日記 禁じられた性 [DVD]
この作品に興味を持つ方は、大部分が大竹一重さんに期待されていることと思います。
大竹一重さんの絡みのシーンは最初の方で沖田浩之との場面と後半で生徒安達と海岸で交わるシーンです。
前者では、一重さんの上半身を見る事ができ、後者では、安達が一重さんの足を抱えて行為をするのですが、かなりカメラが引いているので、「足が長くて綺麗」くらいしかわかりません。
ま、よくも悪くもVシネなので、AVではないと思ってご覧になられた方がいいと思います。
でも、大竹一重さん、綺麗でした。