花もて語れ 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
待望の第三巻!
今回のテーマ作品は「花咲き山」作:斎藤隆介
を朗読します。しかも朗読会という晴れ舞台で!
しかし、一筋縄でいかない展開、試練が
そおっと主人公ハナを待ち受けているのです(笑)
主軸とされる朗読会のお話と、
ハナのOJTの上司との絡みあいと、
満里子との作品読解と、ハナへの想い、
恩師のお話がそつなく絡み合う疾風怒涛の三巻です。
しかし何よりも、「花咲き山」という作品
をどうやって表現するか、その一点だけで
見ごたえがあり感動的でした。
また、ハナの才能の開花はバトル物の奥義を手に
入れたかの様な感覚です!(卍○しかり、スーパーサ○ヤ人しかり)
サイドストーリィがしっかりと絡まっていたか
どうかが気になってしまうと、
読み手によって感想は変化してしまうかもしれません。
しかし、次の巻の発売が待てません!
楽しみすぎる!
そんな絶妙な終わり方の三巻でした。
早く四巻出ろ!って叫びたいです(笑)
花もて語れ 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
朗読を漫画で表現するとこうなるんだなぁ。っていう感動があります。
朗読興味無い人でも、読めばきっと興味が沸いてくると思います。
最近の漫画ではかなりおすすめです。
ちなみに帯には坂本真綾さんの推薦文があります。
花もて語れ 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
2巻からは、思わぬ人がライバルになる展開になり、ストーリーに幅が出てきます。
朗読とは、演奏家が楽譜を読んで練習して音楽化することに似ているという表現には納得させられました。
宮沢賢治はあまり好きな作家ではありませんでしたが、この作品でまた読んでみよう・・・というよりは、朗読で聴いてみたいと思うようになってきました。
3巻も予約しました。先が楽しみです。