うーん。
3本セットでこの価格ということでお買い得といえるんじゃないでしょうか。
映画自体は今見ても当然面白いです。
スピルバーグの最初のジョーズが、ジョン・ヒューストン監督の「白鯨」みたいなリアルな海洋冒険作品だったのに対し、2以降はホラー映画に様変わりしているので、このセットは妥当かも。なお、音声は英語とスペイン語の吹き替えが可能ですが、日本語吹き替えがないのは残念。
字幕は英語、日本語等計6ヶ国語に対応しています。
特権的情人美食 村上龍料理&官能小説集
著者の短編を読むのは初めてだったが「村上龍料理小説集」などからの再出典で17編、いずれも10P〜20P程度の小説で切れ切れに読むにもピッタリ。
旅、とくにイタリア好きで知られる著者の雰囲気が良く出ていて、うたい文句は「料理&官能小説集」であるが、ショートトリップできる「旅行小説集」と感じられた。
一遍、東京を題材にした身近にありそうな話で、急に現実に引き戻され白けたが、あとは楽しく読破してしまった。
後書き代えての著者の言葉、に共感。
背徳的な秘密だけが人生だと言うつもりはない。
背徳的な秘密はヒトを傷つけるが人生を彩る。
彩りのない人生は平穏だが、退屈だ。