HOUSE [DVD]
サイケデリックな色彩にアニメーション合成の映像は、まさに昭和レトロチック&当時の流行や今風を合成した絶妙な味を出している作品だと思います。まずは池上季実子の美しさに魅了されます。そしてすばらしいのがBGMです。映像にマッチング、またはミスマッチとでも言うのでしょうか?今は亡き小林亜星の作曲、ゴダイゴミッキー吉野の編曲で構成された音楽も一発で脳裏に焼きつきます。当時7歳だった私にはこの映画はあまりにも衝撃的でした。見てしばらくはこの「HOUSE」の世界から抜け出せません・・・・
劇場版 きかんしゃトーマス 魔法の線路 [VHS]
この「きかんしゃトーマス」の記念すべき長編1作目は、生身の俳優と共演するための複雑な設定が原因で難解な作品に成ってしまいました。人と金と時間と存分に使った大作ですから、部分的には見るべきものがあります。敵役のディーゼル10は、オールクロフト女史が後出ししたキャラクターの中では最高傑作だと思います、役者たちも芸達者で感心しますが、作品全体の感想はどうしても厳しいものに成らざるを得ません。5分(第8シーズンから7分に延長)が長く感じられほど充実していてワンアイディアで起承転結するTVシリーズに比べ、長いのに説明不足の部分や長いゆえの冗長な部分が気になって、「わかりにくい・つまらない」と感じてしまい物語に入っていけない冒頭の掴みの弱さ。特にいけないのが、アメリカでテレビ放送された際の親番組シャイニング・タイム・ステーションを舞台設定に取り入れて入れ子構造になっている事をイギリスや日本の視聴者には十分な説明を果たしていない点です。判り易く言えばポンキッキと地続きでガチャピンやムックが映画に出ちゃうのに似た形です。またミニチュアシーンと実写シーンの空気感の違いも致命的です。質感や発色をもう少し合わせられなかったんでしょうか?とはいってもテレビシリーズとは別の番外編・パラレルワールドとして割り切ってみれば楽しい作品です。大人には別の見方もいろいろ出来るアメリカの映画ビジネスの恐ろしさを秘めた作品でも有ります。
青春歌年鑑 1972
1972年というのは、歌から見ると札幌オリンピックの頃なんですね。違ったかな?トワ・エ・モアの虹と雪のバラードからの推測です。そう言えば、紅白歌合戦でも歌ってましたね。それから、ぴんからトリオですね。小柳ルミ子がレコード大賞をとったんですかね。天地真理、南沙織と三人娘ですね。そうかと思うと、名曲「喝采」も入っている?吉田拓郎が人気が出てきた頃でもありますね。森昌子の「せんせい」もこの頃なんですね。中三トリオがこれからですかね。山本リンダに上条恒彦と六文銭、木枯らし紋次郎ですね。結構、これははまるんじゃないでしょうか?40歳を超えた人向きでしょうか?