なので、そういうところは評価対象ではなく、このドラマCDから、はじめて「死と彼女とぼく」の世界を知ったワタシのような人には、十分、単品で楽しめるすばらしいシナリオと、そのキャラクターを生かしているキャスティングだと思います。
原作がホラーに分類されているとも聞いていますが、ドラマCD自体は、ホラーが苦手という方でも、問題ないと思われます。
逆に、本作品で「死」というものがどういうものか、哲学チックに考えるきっかけになってもいいかな?と思います。死んでしまった人の悲哀や想いや、それを見守る優作とゆかりちゃんからたくさんのことを教えてもらえるような・・そういう良い作品だと思います。