追跡!平成日本タブー大全〈2〉 (宝島社文庫)
素人ながらにも、このタイミングで報道されるこの事件って・・・別の事件から目を奪う、踊動作戦なのでは・・・?と思える事件もままあります(特に官僚関係の事件)。また被害者や原告のバックポーンが、怪しげな運動団体である云々の噂も飛び交いますが、そんな本質をビッシッと突くメディアがないため、我々一般人は、嘘の情報に踊らされたり、裏読みしなければならず、その辺の「ホントはどうなってんの?」を解説してしているのが本書です。
政治的なるものの再興
政治倫理とでもいうものを、如何に現代社会に形成するかを思い描いている。
社会学になにができるか
実は、臨床心理学をずっとやってきた私が社会学に出会った最初の著書がこれなのですが、本著は最前線で活躍する社会学者が夫々のテーマをわかりやすく解説した社会学の入門書です。日常会話やわたし達が無意識のうちに何気なく行っている儀礼的行為、性の常識、歴史の常識などなど・・・様々な「あたりまえ」を構築主義の紹介と共に問い直してくれます。
読み終えた後、周りを見る目が変わった快感が忘れられません。
目の前の世界をチョット変えてみたいアナタへ、オススメの一冊。