花とゆめコミックスの「ガートルードのレシピ」のCDドラマ。
ガートルード役に石田彰さんなど、声優陣も豪華でイメージにあった演技が聴き所です。
内容はコミックス1巻の1話2話が原作。原作でも共通の流れは、人造悪魔のガートルードが、自分の造り方の記された本・・・いわゆる「レシピ」を探して日本にやってくる。彼の体は様々な悪魔の体の一部をつなぎ寄せたもの。耳を返して欲しい人形悪魔のプッペンとマリオットは、彼を追いかけて日本まで戦いにやってくる。
追って、追われる日々のガートルード。彼等との戦闘で傷を負ったガートルードが、サッパリした女子高生のサハラと出会い、二人は事件に巻き込まれ、協力し合ううちに、しだいに心を通わせるようになっていく・・・というお話です!。
おまけトラックとして、CDだけのオリジナルストーリーと声優インタビューも収録されています。
こちらは冬の真っ盛りに、サハラとプッペン・マリオットの3人が、ガートルードにある「お願い」をするのですが、それがきっかけで大事件に・・・という話。
音楽がメルヘンっぽくてかわいいです。サハラのサッパリした物の言い方とか、ガートルードのつかみ所のない雰囲気の出し方が、原作好きの私にも好感もてました。私的に憎めない悪魔・プッペン・マリオットのアドリブが楽しかったです(笑
龍の花わずらい 7 (花とゆめCOMICS)
どちらが好きとかでなく(いやまぁクワンが好きですけど)
普通にどうしてこうなったのか疑問です。
ストーリーの流れ的に裏切られてもやっぱりクワンが好き!
…みたいな展開だし、作者自身もクワンタイプが好きで
思いいれがあるのがどうみても明らか。
なのに、どうして最後唐突にルシンを選んだのかなーと。
いっその事本当に好きなのはクワンだけど自分の立場を考えて
ルシンにする!って明文されてたらスッキリしたと思うんですが。
でもやっぱり少女漫画的にはクワンを選んだほうが自然だし納得しやすいですよねー。
かなり初期からコレ伏線なのかなー?みたいな描写はあるので
裏切る事自体は最初から考えてたっぽいからそれならもっと明確に伏線張って
クワンの苦悩みたいの書いて、更に恋人なんかいなくて(男の兄弟っぽいのでいいじゃん)
最後は命がけで主人公を助けて、元の鞘に戻る。こうしたらきっともっと評判よかったと思うんだけど。
十二秘色のパレット 6 (花とゆめCOMICS)
私が初めて読んだ草川さんの作品は、八潮と三雲でした。
一度読んだらキャラ、話、絵、全てにハマってしまい草川さんの作品を全部集めました。
この作家さんの作る話は、爽やかで気持ちの良い、読んだ後に幸せな気持ちになれる作品ばかりでした。
本当にセンスの良い作家さんだと思います。
全部読んでみて八潮と三雲の次に気に入ったのが、この十二秘色のパレットでした。
グエル先生の無愛想ながらも優しい所や、セロに対する愛情表現等、セロの事が本当に大切なんだなぁと凄く伝わってきて心が温まりました。
他にもグエル先生とセロの掛け合いや、鳥達の行動、セロ父のバカっぷり、その他色々笑える所が満載です。
この漫画は私にとって、ずっと大切にしておきたい漫画です。