風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
――夏至。泰麒にとってこの言葉は、とても重要なことを意味した。こちらでは国主を麒麟という生き物が選ぶ。戴国の王は戴の麒麟――泰麒が選ぶのだ。――夏至は、戴国の自らが王だと思う者、王じゃないかと皆に奨められた者が、泰麒の選定を受けるために、蓬山へ昇山してくる日なのだ・・・――。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
十二国記シリーズ第一作目。蓬莱にいた景王陽子が慶国に戻るまでの話。
十二国記 DVD-BOX3「風の万里 黎明の空」
「月の影」で王として国を背負うことを覚悟した陽子が、王としていかに国を治めるか、に苦悩し、それを乗り越える過程を描いた本作。テーマは「どん底からの成長」です。