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大友畳職人のんちゃんのこってり研究所

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ヴェニスに死す (岩波文庫) 「およそだれでも、はじめて、または久しくのらなかったあとで、ヴェニスのゴンドラにのらねばならなかったとき、あるかるいおののき、あるひそかなおじけと不安を、おさえずにいられた人があるだろうか。譚詩的な時代から全くそのままに伝わっていて、ほかのあらゆるものの中で棺だけが似ているほど、一種異様に黒い、このふしぎなのりものーこれは波のささやく夜の、音もない、犯罪的な冒険を思いおこさせる。それ以上に死そのものを、棺台と陰惨な葬式と、最後の無言の車行とを思いおこさせる。そしてこういう小舟の座席ー棺のように黒くニスをにってある、うす黒いクッションのついたあのひじかけいすは、この世で最もやわらかな、最もごうしゃな、最も人をだらけさせる座席であることに、人は気づいたことがあるだろうか。」

マンの「イタリア紀行」です。アッシェンバッハという老作家。タッジオという美少年。作家がこの少年を真夏の炎天下、正にストーカーとなって追いかける物語。ああ、恋とは、そして情熱とはこのように滑稽で悲惨なものである。黒いゴンドラの座席に身を沈めた作家は、棺の中に横たわった死人のように、現実の生活から離れて一息つき、心も体も十二分に安らいでいる。

ヴェニスの風景が美しい。ヴィスコンテイの映画も美しいけれど、多分このオリジナルの言葉の芸術に勝るものはありません。

ミジンコ道楽―その哲学と実践 (The New Fifties) ミジンコを飼い続けて2年ほどになります。
急に増えたり、急に全滅したりなかなか飼育が難しいものです。
飼い続けていると難しいので妙に興味がわいてきました。
同じ趣味なので中身が楽しみです。

ベニスに死す [DVD]  タジオという美少年に宿る「美」そのものに見せられてしまい、自らの運命を狂わせてしまうという、ある意味ではものすごく形而上学的なテーマを見事に映像化したのがこの『ベニスに死す』です。トーマス・マンの原作は岩波文庫で120ページにも満たない比較的短い小説なので、この映画と原作とを見比べてみるのも面白いでしょう。

 トーマス・マンとか形而上学などという小難しい言葉を出すと難解な映画のようにも思えますが(確かにルキノ・ヴィスコンティの映画は総じて難解だと言われるけれども・・・)、この映画に関していえば、そういったテーマやストーリーなどを一切無視して、ただひたすらビョルン・アンドレセンの美しさに感心するという見方もできると思います。とにかくこのビョルン・アンドレセンという俳優さん(子役か?)は、本当に「よくこんな人いるなぁ」と思うほどの美少年です。もう、日本のジ○ニーズ事務所なんか問題じゃありません。カメラを引いて撮った映像を見ると、その美しさは本当に男性とは思えません。

 全体的に派手さのない映画ですし、ストーリーの中核でもある難解なテーマが露骨に顔を出す場面もあるので、万人に勧められる映画ではないかもしれませんが、近年あまり作られることのないこういった深遠な主題を持った映画を見てみるのも、案外いいものだと思います。


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