ファミリーコンピュータ ドルアーガの塔のすべてがわかる本 (ポケットバンク)
完全無欠、完璧な攻略本です。この一冊でドルアーガの塔のすべてがわかります。天秤やブルーアーマーの取り方がどうしてもわからなかったすべての人にとってこの本まさに神の手となることでしょう。
Ultra2000 ドルアーガの塔
ドルアーガの魅力といえば宝箱収集に話題が行きがちですが、このゲームの面白さはそれよりむしろ、当時大流行していたパソコン版「ハイドライド」のようなアクションRPGの要素を、アーケードゲームの落としどころとして再設定させた凝縮感、そしてそれを必要以上にプレイヤーに押し付けない潔さにあると思います。
ドルアーガの塔が他のよく似たゲームと極めて特異な部分は、何といっても
○体力ゲージが表示されていない
○敵を全滅させられるほどギルの体力がない
…という所。
敵との交戦中は否応なしにお互いの体力が削られるため、どんなに上手に戦っても始めから倒す事が出来ない敵が存在しているということ。
このテのゲームにありがちな、「敵を全滅させながら進む」という攻略法が当然のように通じず、プレイヤーはマスクされたギルの体力の残りを予測しながら目の前の敵をどうやり過ごすか?選択を常に迫られるストイックさがこのゲームの最たる魅力と思えます。
そしてその特徴を後押しするのは結構シビアな制限時間設定と、運がよければ1フロア3秒で終わらせる事が出来るクリア条件。
そして、とかく敵を倒した数を評価されがちのこのテのゲームに対し、これは早解きでクリアした時のタイムボーナスの比率がかなり大きく、敵と対峙した時に「倒すか?逃げるか?」という選択肢、どちらにも「点数」という評価が得られる事になっている。
「倒す」だけが冒険ではない事を「たった一つのボタンとコントローラー」だけで表現していて、そのシンプルな操作性に凝縮された奥の深さはちょっと、他の追随を許していないような気がします。
多少のアレンジを加えたバージョンが出ていますが、私にとっては結局、マスクされた体力ゲージと急かされる時間制限の中で、その時その時の敵をどのように凌ぐのか?をストイックに追求できるオリジナルのバージョンが今の所、唯一「ドルアーガの塔」と呼べるものだと思っています。
魔宮の勇者たち
冒険をする相方が現れるのがこの巻のウリ。
魔法使い(メスロン)か盗賊(タウルス)かを選べます。
ただし最終的にはまた一人になりますが。
前巻もそうなのですが、武器による戦闘がちょっと難易度が高い。
プレイヤーを作る際に、サイの目が5か6でないと
かなり辛いと思う。また結構冒険中に怪我によってこの戦闘力が
よく減るし。
ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~第1の宮 [DVD]
かなり昔に作られたゲームを原作として、その80年後の世界を描いたオリジナルアニメとのこと。
第1話を表と裏で2つ用意したのは、人気取りのためとは言え新鮮で良かった。
1話2話を見終えてのこのアニメの見所はほとんどキャラにあると私は思う。設定やストーリーはこれといって新しい訳でもなく、むしろ王道とすら言うことができる。それを非常に魅力的なキャラ達がボケを交えながら進んでいく様は見ていて普通に面白い。表1話のジルの妄想は、脚本家の賀東招二氏も言っていたようにやりすぎた感があったかもしれないが、2話以降はかなりまとも。とはいえ、妄想だと割り切ればノリにある程度着いていける気がする。バカらしいなと思えばそれでもいいだろう。しかし、表1話と裏1話の絡ませ方(ジルの寝言)などは非常にうまく脚本家の卓越した力が伺えるのも事実。
その他、作画等についてはGONZOというだけで事が足りる。非常に出来が良い。裏1話収録のディスク付きとなるので、他のアニメDVDよりかなり頑張ってくれた価格。買っても損はないだろう。
ドルアーガの塔~the Sword of URUK~ 第1の宮(初回受注限定生産版) [DVD]
神の気まぐれに翻弄され、絶望と失望に苛まれ、しかし、死神には見放された英雄ギルガメス。
ドルアーガの呪いにより不死の存在となったが、不死ゆえの絶望がもう一人のギルガメスを生んでしまった。
ビリー・ミリガンのように自己防衛の本能がもう一人の人格を産み出してしまったのだ。
ギルガメス王が暴君に成り下がるのを阻止できるのか?
その行方がみえかくれし始めた。
ニーバの野望は一体?
期待膨らむ回だった。