サイレンシア フライト
飛行機に乗ると、ほぼ100%耳の痛みと翌日までの違和感を訴えていた
中学生の子供が、フライト中、初めて何もなく過ごす事が出来たとの事。
かなり色々な物を買って試しましたが、完全に別格のようです。
もちろん、個人差はあると思いますが。とりあえずおすすめです。
眠る孔雀(DVD付)
なにげなく CDレンタルした「グリーンスリーブス」に惹かれ 買ったアルバム。「眠る孔雀」小太鼓の鼓動に歌声も似合う。「tasogare」絶望を表した詩とELTを思い起こす、いやそれ以上のサウンドメイクで、楽しみながらでも 感情が入る。「天使が舞い降りてくる日」「赤い運命」ヒーリング度数が高い。少女が歌っていると思えない、大人っぽい声。すばらし。「スカロボフェア」はちょっといただけない。彼女には オリジナルを歌って欲しい。
Kenko [クラシックカメラ風デザインのトイデジタルカメラ] DSC-MINI OR 131万画素
PICKとほぼ同じスペックで、USBに直接差し込めない、という点だけが異なります。
レンズのピントは10-20cm程度(!)に合わせてあるようで、接写は比較的
綺麗に写りますが、遠景になるほどぼけて来ます。凹レンズをレンズ前に
置くと若干改善されますが・・・・
ファインダーが「一応」ついている点(ほとんど見えませんが)、
動作確認用のLEDが背面についている点、
本体の幅が狭い点(USBの出っ張りがない)、
本体裏が磁石になっていて、鉄板に貼付けられる点(!)がPICKより優れています。
(と、思ったらPICKにも磁石はついていたが、背面がつるつるのためずり落ちる。)
首から下げられるストラップとカメラらしい外見は○ですが、レンズ周辺の作りが
安っぽく残念。
真剣に写真を撮るには不可ですが、ペンタックスのガシャポンの一眼レフとほぼ
同サイズで「本当に撮れる」のは面白い。30万画素クラスの「電池が切れたら
撮影した画像が全部消える」タイプよりは実用的で画質もややましです。
競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)
著者の前著経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)の続編というような感じの本。
タイトルは『競争と公平感』となっているが、「公平感」に関する内容は前半1/3ほどで、全体としての統一性や主張というよりは話が散漫に飛んでいく感じ。
なので、経済関連エッセイ集として読むべきだろう。
個人的には、前半の公平性に対する考え方の分析などは非常に面白いと思った。
日本人は、「市場経済で人々はよりよくなる」と考える人は主要国中最低なのに対し、「貧しい人の面倒は国が見るべき」と考える人も主要国中最低というの(p6〜8)は、非常に興味深いと思った。
ただ、結局「市場のメリット」を「効率性」の観点から語ろうとしている構図なので、経済学者の前提(判断基準)から市場を擁護するという、有効性の低い議論になっているのは残念な印象。
重要なのは「なぜ効率性なのか」「効率よりも他に守るべきもの(人々の権利とか)があるのでは」という議論であり、市場や効率性を擁護するなら、そうした論への堅実な反論をしてほしかった。