チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
バンドが東欧らしく、チャイコフスキーの音楽が楽しめる。ヴァイオリンは丁寧で、かつ愛らしく、かつ場面の展開表現が豊です。チャイコフスキーのこの曲を1枚買うとしたらとても楽しめる1枚では無いでしょうか?
ルートヴィヒ 復元完全版 デジタル・ニューマスター [DVD]
やっと再販されましたね。本作を含む3作品がセットになったヴィスコンティのボックスを買うしかないかなぁと思っていたのですが、待ってた甲斐がありました。
ルートヴィヒの異常ともいえる美への執着。これがワーグナーの創作活動を支えていました。彼の想いが結果的に後世への宝として数多く遺され、計り知れない利益を齎したことの意味を考えたいですね。
ベルク&ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 (Berg & Beethoven : Violin Concertos / Orchestra Mozart, Isabelle Faust, Claudio Abbado)
ベルクのヴァイオリン協奏曲はやはりすばらしい。頭の中に曲が完全に記憶されてしまっているので
今までいろんな演奏を比較してきました。
以下の方々の演奏が今まで一番好きだったのですが。
violin:クレーメル、チョン・キョンファ
cond.:ブーレーズ、小澤
しかし、残念ながらソリストが良くても指揮者が今一歩の場合とその逆の場合が上記のcdでは当てはまってしまっています。
今回のファウストとアバドは全体的にはもう一歩という気がしますが、部分的にすばらしいところもありますし、録音がいいので☆4です。
因みに一番新しいところでは、数年前のクレーメル+アーノンクールのライブは大変すばらしかったと記憶しています。
ところでベートーヴェンのほうは新鮮味がある演奏でこちらは☆5です。