空飛ぶ伝道師つ~ちゃんのこってり雑記帖

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共感力でヒットをねらえ―ベストセラーの秘密 著者が巻末で語っているとおり、「共感力」を客観的に採点する本です。
採点対象は学習塾の広告からビールまで幅広く、カタログ的な面白さがあります。

この本を購入する人は、次の2点を知りたいのではないかと思います。
(1)ベストセラー商品がベストセラーとなった理由
(2)ベストセラーにするための方法
本書では(1)の分析に力を入れており、(2)については自分で考えるしかありません。
また、各商品グループごとに「共感力採点表」という一覧表がありますが、
そこで使用されている用語の解説がないのが気になりました。

解説付きのベストセラー商品カタログとしては良い本ですが、
著者の知識を披露する域を出てはいないと思います。

世界の国歌 これまで国歌のCDをたくさん買いました。でも、多くの場合、現地の演奏とかけ離れたアレンジやテンポにがっかりさせられてきました。このCDは、その点、かなり元曲に忠実な演奏が多いと思います。(ウズベキスタンなど、一部中央アジアの国々の国歌については、テンポやアレンジに不満がありますが...)。もちろん演奏の質は、他のアルバムの追従を許さない完成度です。資料的価値があります。ただ、収録されている国がもっとバラエティーに富んでいれば、さらによかったのにと思います。
イベント・ホライゾン [DVD] 映画公開時、地味ながらも個人的にとっても関心を引いた作品でした。
劇場では見ることができなかったので、DVDで鑑賞したのですが、
鑑賞後の印象
「怖い!」

普段、ホラー/スプラッター/スリラーには慣れているはずの私でさえも、
この映画の優れている点でもある、人間の潜在意識にある、
「見えないもの」「理解不能なもの」への恐怖の演出が優れています。

当然ながらゴアシーンもそれなりにあるものの、
むしろそっちのほうはごくごく当たり前。

ゾクゾクとくる、まさに神経をすり減らすような物語の展開に、
「これは思わぬ作品とめぐり合った!」
と感激したのを覚えています。

キャストはサム・ニールとローレンス・フィッシュバーンが主なので、
そのせめぎあいも見事。
まだサム・ニールはやっぱりこういう地味な作品が良く似合うな、なんて余裕で観てたらえらいことになってしまいます。
「マトリックス」」以前に既にこの作品に出演していたローレンス・フィッシュバーンもいい。

でも周囲ではなかなか知っている人は少ない、
まさに好みは別れるけど、数少ない隠れた名作だと思います。

しかし、販売方法としては・・・高いですよね・・・再販でせめて2,000円代にしてくれればいいのに・・・

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