震度7を生き抜く―大震災から命を守るために
先日亡くなられたe-PISCOの弘原海先生の推薦本と聞いて
購入しました。
予兆から始まって、震災の24時間、そして避難、復興までが
リアルに描写されていて、読み始めたらイッキに読んでしまった。
確かに、あの24時間に被災地で起こったことは、
知ってるようで、知らないことが多かった。
どんな揺れだったとか、避難の過程もナマナマしくて
まるで震災を疑似体験している感じ。
「地震に備えるには、まず知ることが重要」
この本を読んで、マジに備えなくちゃ、と思った。
ただの体験記ではなく、防災への提言に繋げているのが◎。
「地名」が重要とか、お菓子を買い置きしろとか、
被災者ならではの視点が新鮮で、役に立ちそう。
家族を守るために実践しなければ、と思った。
ただ、著者は震災後東京に避難したので、避難所の生活の事とか
知りたかったけど、書かれていないのが残念。
地震に関心がある人、小さい子供を持つ人には、おススメします。
本にも書かれてるけど、行政の担当者にも読んで欲しい。