あなたとスキャンダル 1 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 し 44-6)
この作品は1993年〜1995年に「りぼん」で連載されていたものです。
「りぼん」の発行部数が最も多かった時期と重なるので、当時読んでいたと言う方も結構いるのではないでしょうか。
私自身、小学生の時にとにかく大好きだった作品なのですが、十数年経っていい歳になって読んでも凄く面白く、
わくわくしながら一気に読み進めてしまいました。
やはり、それぞれのキャラが立ち、魅力的であることと、テンポ良く無駄の無いストーリー展開がそうさせるのだと思います。
また、恋愛一辺倒な内容でもなく、それぞれの登場人物の絆の深まりや成長をちゃんと感じ取れるところもこの作品の魅力だと思います。
通常のコミックス(全5巻)との違いですが
・セリフの言い回しが異なる箇所がある(十数か所くらい、柔らかい表現に直されており、1ページ丸ごと描き直されているところもあります)
・(当然ですが)柱は収録されていません
・連載当時の付録のカット、予告カットがおそらく全て収録されている
(空きスペースにちょこちょこ載っています)
・1巻のあとがきに嬉しい書き下ろしイラストが・・・
通常のコミックスか、文庫版か悩んでいる方がいましたら参考までに・・・。
for you
for you。制作現場で関わったり、応援してくれたファンに今発信できるメッセージをストレートに伝えたい。
そんな思いを込めたタイトルだそうです。
ロックありバラードあり、色々もりだくさん。
4月発売の明日になればもアルバムバージョンで収録、まったく違うアレンジで生まれ変わってます。
ぜひ聴いて「へき燃え」してください。
1. 明日になれば (ALBUM ver.)
シングル収録時にもともと存在していたバージョンらしいですね。こちらのほうがアコースティックな雰囲気が少しあります。
初めて聞いたとき解放感と荘厳さを感じましたが、歌詞カードの曲目のところの写真がその時のイメージに似ていました。
2. Let Me Say YEAH!!!!
力強いメッセージソング。いつも前向きな気持ちにさせてくれます。
3. 恋のリズム
恋の歌ですが、何気にイントロの部分がかっこいいです。
4. 長い夢
終わりを歌っていますが、やはり最後は前向きな気持ちにたどり着きますね。
へきるさんらしさはこういうところでしょうか。
5. 君と見る景色
どこか懐かしさを覚える曲調。二人並んで遠くを見ている印象で聴いてます。
6. Shining Star
アニメの主題歌のようです。こういう曲調好きです。
明るい太陽と空が見えます。
7. Short Girl
苦手なブラスに挑戦したとか。そういえばへきるさんの曲には管楽器少ない気がしますね。
女の子のワガママ。ほんとだったらかわいいと思えるでしょうか?w。
男らしさが問われますね。
8. マイ・ストーリー (Honey MIX)
シングルのカップリングの別アレンジ。
歌詞を見ながら聞くと感じるものも違ってきますね。
9. Never
へきるさんの青春時代にあったような曲というコンセプトみたいですね。
確かにその通り、こんな曲ありましたね。耳になじみます。
10. FIGHTING BOY
デスメタルってこんな感じなのかな?。でもへきるさんが歌うとやっぱりへきるさんになります(笑)。
そこがまたいいですね。名付けてヘキメタル?。
11. KIRA☆KIRA☆Party Girl!!
12. レスキューミー! (KIRA☆MIX)
新しい曲調、新境地と感じました。楽しくてとても面白いです!。
私はシリアスな曲が好みですが、このアルバムの肝はこの曲なんじゃないかとも思えます。
レスキューミー!はシングルのカップリングでしたが、全く違う感じに生まれ変ってます。KIRA☆KIRA☆Party Girl!!と
一つの曲であるかのようにつながります。
KIRA☆KIRA☆Party Girl!!はチアガールが歌っていて、いつの間にか校庭に出て大勢で歌っているというイメージだそうなんですが、
そんな感じが出てます。
13. our story
女性ならばだれでも、大切な人と50年100年と一緒に生きて生きたいという思いを持つ…
しっとり、しかし情熱的に歌いあげます。前の数曲でテンションはどんどん上がって、最後にこの曲で深い情感に包まれて終わります。
また名曲が生まれました。
ドリーム メディシン (りぼんマスコットコミックス)
5年ぶりの最新コミックスということで、購入してみました。
代表作である「ベイビィ☆LOVE」や「あなたとスキャンダル」のような、恋愛面を重視した作品ではないですが、私はこういう暗めな話も好きです。
最後に読んだ椎名先生の作品は「ダイス」ですが、その頃と絵柄も変わることなく、内容も読みやすいです。
おまけのページでも書かれていますが、確かに全盛期には決して描かれることのなかった主人公とストーリーです。
よくある恋愛作品の中に、1つくらい違う色の作品があってもいいと思うんですけどね。
今はどうか分かりませんが、あの頃のりぼんは恋愛に重点を置きすぎていたのかもしれませんね(笑)
椎名先生には、是非これからも素敵な作品を書いていってほしいです。
恋愛スキル (りぼんマスコットコミックス)
まずは、マイペースでもちゃんと作品を出し続けてくれている作者に感謝(笑)。
そして、ちゃんとコミックスとして出ている=ファンに感謝。
いつ出るか正直わからないものの、毎月のコミックス発売一覧を見ると、毎月集英社の欄に「椎名あゆみ」の作者名が出てないか確認するんですが、出ました出ました、新刊「恋愛スキル」。
ストーリーは読み切りのキュンキュン系ラブコメですが、それぞれ切り口が違ってて良い味出してます。3編目「女の子はフクザツ。」は連載あるいは前後編だとドロドロした描写が出てきがちな展開の筈なのに、そうはせずうまくスッキリ(かわいく)まとめていて、読んでてニヤつきます(笑)。
絵柄が少し変わったかなー?という気がしないでもないですが、それが本当に変わったのか、単なる気のせいなのか、時代の流れ的な変遷なのか、単にデジタル作画に慣れてないだけなのかwはよくわかりません。まぁ「ベイビィLOVE」の頃に比べたら目のキラキラ具合は少なくはなってるんですが、絵柄としては相当安定してますね。似た絵柄の漫画家は他にもいますが、表紙絵でちゃんと「椎名あゆみ!」と分かるので。