幻想水滸伝III
トリニティ・サイト・システムの導入は、幻想水滸伝にとって、革命的だったとおもいます。幻想水滸伝の再大の魅力は「敵のみが悪ではない」という、製作者の思いが、はっきりと伝わることだと思う。戦争に正義や悪はないし、必死に戦っていても、過ちを犯す。
「被害者」「加害者」「傍観者」という三つの視点。そして「かぎを握るもの」の存在が入り混じり、壮大なドラマをつむぎあげています。ヒューゴも、クリスも、ゲドも、視点を変えれば、正義にもなり、悪にもなる。
これは、「わたしが正義」などと言っている国の人にぜひやらせたいゲームですね。
目を背けたくなることもあるし、後味だって悪い。でも、このゲームが「戦争」というものを大きなテーマにしている以上、それは仕方の無いことだと思う。
特にわたしが感動したのは、108星をすべてそろえたエンディングだ。
衝撃的だったが、あれは、ハッピーエンドなのだと、わたしは思う。
しかし、前半の勢いに比べ、後半がひどく萎えてしまった感じがする。後半は、かなり動きの自由がきかないし、話も相当強引だ。ヒューゴが炎の英雄にならなかったシナリオでは、すでに、ヒューゴの存在価値を疑うほど、彼の扱いはひどい物になる。
演劇や風呂など楽しいイベントはあった。しかし、やはり時間がない。
改良の余地あり、といわざるを得ない。
いろいろと複雑な後味の残る作品だが、深く考える意味のある秀作だと思う。あまり、前作、前々作と比較しないほうがいい。3年という年月でも、人の運命は変るのに、ましてや15年も経てば、世界そのものが変ってしまう。
ただ、本当に、これは、文句なしで残念だと思える事は、あの、独創的な音楽が、あまりにも少なかったことだ。「幻想水滸伝のテーマ」が流れなかったのも悲しい。制作者の意図は、何となくわかるのだが、この作品の中で、音楽の占める部分は大変大きい。それだけは、本当に、残念だった。
幻想水滸伝3-運命の継承者 10(10) MFコミックス
ヒューゴの炎の英雄としての葛藤、
カーナー(チシャ)クランの独立、
儀式の地の出現、
それぞれが交わって、最終決戦へと突入します。
志水先生の卓越した戦争描写も見所です。
特に、見開きの儀式の地の作画は、凄いの一言。
いつもながら、志水先生の卓越した戦争描写も見所です。
脇を固めるシーザー他108星と、名も無き人々のドラマが
ラストへと紡がれていきます。
漫画としてどう終結するのか、11巻が楽しみです。
幻想水滸伝音楽集~ケルティックコレクション3~
解説に、このアルバムのテーマは『やんちゃ!』だと書いてあったのですが、むしろ1,2と比べると大人しいかな~?と私は思ったり、しました。
たくさんの楽器を使ったリズミカルなものが好みの私としては、「Avertuneiro…」や「REQUIEM」がちょっともの足りなく感じ、逆にツボだったのは「みんなの笑顔~108人のその後」です。(色々思い出す~~!)
それと今回は解説書にアイルランドの民族楽器がイラスト入りで説明されていて、なんか新鮮でしたね。「こ~ゆうの使ってるんだぁ」って思っただけでしたがー(え)
だったら幻水のラフスケッチでも載せて欲しかったような。(あ、でもケルティックコレクションだからなぁ)
幻想水滸伝III 公式ガイド 完全攻略編 (KONAMI OFFICIAL GUIDE公式ガイドシリーズ)
幻想水滸伝IIIを購入する時,併せて購入しました。
IIの公式ガイドと同程度かなと思ったら,あまりの厚さに驚きました。
お馴染みの攻略ページ,マップ編,新たに一騎打ちのセリフ,スキル等々新たに加わったものも有り,これが無かったら早めのクリアは難しかったかなと思います。
I・IIをプレイされた方には涙ものの『幻想水滸伝の世界』もありますので,購入をおすすめします。
幻想水滸伝II(1)
ストーリーと音楽が素晴らしい幻想水滸伝が大好きで、いつでもその世界に触れていたくてこのCDを買いました。ゲームで使われている曲がその通り入っていてどれもとても良いですが、特にオープニングの曲は本当に素晴らしいです。買ってよかったです。