オブジェクト指向プログラミング入門
内容的も、OODの一部から始まり、きっちりと各言語によるOOPの違いやそれらにおける利用法を提示しながら、しっかりと学んでいける。
各プログラミング言語に精通してなくても、ひとつぐらいしっかり読める言語があれば、解説もあるので、問題なく読みすすめられる程度に説明があるのも魅力。
多少分量が多いように思われるからもしれないが、コード量などの関係もあり、
また、内容を丁寧に書いてるためにそこまで分量に怖気づく必要はない。
その反面、やや過大なOOへの期待などがあり、素直に読みすすめて受け取ってしまうと
現実とのギャップを感じてしまうかもしれない。
ちなみに、未翻訳の原書第3版では、さらにC#やCLOS(LISPのOO拡張の様なモノ)までが網羅されているので、英語に強い方は原書の方も良い選択肢になると思う。
バッド・エデュケーション [DVD]
「オール・アバウト・マイ・マザー」
では女性の愛の深さと強さを
「トーク・トゥ・ハー」
では男性の視点からの愛の儚さと希望を、
それぞれ描いてきたペドロ・アルモドバル監督ですが、
この作品ではまた違ってほとんどが「男性」だけで構成されています。
ただ、いつも通りゲイであることが根底にはありますが。
これまで見てきた監督作の中で、一番サスペンス要素が強い作品。
解説には「監督の半自伝的作品」とあるので、実際にこんな経験を10歳でしてきたの?
と思わずにはいられませんが、
まぁ、そこは大いに脚色がなされていることでしょう。
それをさておいても、
男同士の愛と裏切り、別にこれが男女であってもいい。
だけど男同士であることが、倫理的にも、特に神学校で行われていた、ということが、
物語の業の深さを物語っていると思います。
そして俳優の演技力。
ガエル・ガルシア・ベルナルの、いわば一人三役の演技には脱帽です。
特にゲイ役はハマりすぎ。
確かに、「イグナシオ」として登場するときは、すこしふっくらとした体型。
でも、ゲイとしての「イグナシオ」はほっそりとして物凄くスレンダー。
役者としても力量がいかんなく発揮しています。
冒頭に「トーク・トゥ・ハー」の看護師役の男性もゲイで出演してたのには笑いましたが。
しかし、いつもながらペドロ・アルモドバル監督の作品は濃い。
作品を作るたびに濃くなってゆく。
そして作品もどんどん完成度が高くて、でもエンタテイメントとしての視点でも楽しめる。
とんでもない監督です。
本当に、凄い作品に出会ってしまいました。
満点しかないです。
オブジェクト指向プログラミング入門 (Higher Education Computer Series)
内容的も、OODの一部から始まり、きっちりと各言語によるOOPの違いやそれらにおける利用法を提示しながら、しっかりと学んでいける。
各プログラミング言語に精通してなくても、ひとつぐらいしっかり読める言語があれば、解説もあるので、問題なく読みすすめられる程度に説明があるのも魅力。
多少分量が多いように思われるからもしれないが、コード量などの関係もあり、
また、内容を丁寧に書いてるためにそこまで分量に怖気づく必要はない。
その反面、やや過大なOOへの期待などがあり、素直に読みすすめて受け取ってしまうと
現実とのギャップを感じてしまうかもしれない。
ちなみに、未翻訳の原書第3版では、さらにC#やCLOS(LISPのOO拡張の様なモノ)までが網羅されているので、英語に強い方は原書の方も良い選択肢になると思う。
バッド・エデュケーション [DVD]
映画監督を主人公にした、彼の半自伝的な面も感じさせる物語…見終わった後知ってドキドキしてしまいました。半自伝的??
パッケージが物凄く派手だし、タブーが盛り込まれていると聞いていたので、話についていけるか心配だったのですが大丈夫でした。引き込まれました。
ミステリアスで、美しく、そしてユーモラス。もう一度見たいと思いました。軽い内容ではないですけれどお勧めします。
某レンタルビデオショップでラブストーリーのコーナーに置かれていました…うーん、ラブストーリーとは少し違うような気がしますけど?
バッド・エデュケーション (ヴィレッジブックス)
内容は映画をほぼそのまま小説にしたかんじ。読み物としてもおもしろいので、映画を観ていない人でも読んでOKだと思います。あと映画がよく分からなかった人にもおすすめです。読んでよかったと思った点は、アンヘルの人物描写が映画より詳しく書かれていたこと。映画を観ただけではアンヘルという人物がよくわからなかったのですが、こっちを読んでなんとなくつかめた気がしました。