Tribute to 聖飢魔II -悪魔との契約書-
他はある意味アリなのかなぁって思いました
でもちょっとSHOW-YAは微妙でしたね…
ここは期待はずれでした
トリビュートなので評価するのって難しいですけど、ちょっと満足とは言い難い盤にはなってしまいましたね
8.9だけはV系好きな人にはいいのでしょうけど、正直それを考えても微妙過ぎるなというのが正直な意見です。
9の昨今のSadieはV系の中では割としっかり演奏しているみたいですが・・・私は好めませんでした。
8はかなりしんどかったです(すみません)
蝋人形館の殺人 (創元推理文庫)
評判の高いカーの作品はあらかた読んでしまった私も未読であった本作品、「新訳&文庫版」で登場ということで、手に取ってみましたが、想像以上の出来の良さに大満足です。
【新訳のうまさか?】
カーの作品を読んでいると、「誰のセリフなのかよく分からない」会話文に出くわします。
それが、本書の場合は全くなし。
「〜と、○○が言った。」という文章がなくても、セリフの言い回しで、どの登場人物か分かる−−という、大抵の小説では当然のことが、カー作品で出来ていなかったのは、これまでの訳が良くなかったのか、それとも本書の訳が優れているからなのか…。
少なくとも、本書の訳は、「分かり易さだけを求める読者」に媚びることなく、難読漢字(もちろんルビあり)も所々使っているところは、好印象。
極端に現代的になり過ぎることなく、1930年代という近過去の作品であることにも配慮が行き届いていました。
【ミステリとして良質】
芸術家達が多く集まり、夜も華やかであったという1930年代のフランス・パリ。
その陰にひっそりと立つ「蝋人形館」での殺人という舞台設定もさることながら、「本格ミステリ」としてのストーリーテリングが際立つ良作であると思いました。
特に、本書の優れている点は、「意外な犯人」。
−−と言っても、「トリック分類」に出てくるようなものではなく、読者をうまくミスリードして「意外性」を出すという、「小説としての技巧」を感じさせる点が、ミステリ好きには、堪らない部分です。
もちろん、真相解明で明らかになる「伏線の巧妙さ」も最高の出来と言えるでしょう。
さらに、最後の一行は、思わず唸らざるを得ないほどの「奇妙な味」。
もし、本作品が、カーお得意の「不可能犯罪」を描いたものであったなら、「初期の傑作」どころか、「全作品を通しての傑作」となっていたのではないでしょうか。
蝋人形の館 [DVD]
演出面で、妙に稚拙な場面があったり、その状態でそれは無いんじゃ?
と思える場面も若干ありましたが、面白いです。
グロテスクなシーンは、リアルというよりは、表現が生々しい、という感じで良かったです。
また、結構ドキドキさせるシーンもあって、ホラーとしては長めの映画ですが、それほど長さを感じさせません。
前半は少し冗長ですが、観る人に設定を教える意味でも、
割といい感じのシーンだと思います。
印象に残るシーンも多く、個人的に好きな雰囲気なので、好きです。
蝋人形の館’99
このCDは聖飢魔IIデビューシングル『蝋人形の館』をリメイクした物であるが、前作より比べ物にならない演奏の進歩、音質、そして全く変わっていない音楽性に感動する!デビューシングルと比べれば一目瞭然。
一曲目(二曲目)には当然蝋人形の館99だが、スピードは更にアップテンポに、だが決して軽くはなっていない、演奏力で曲の重さもキープしている。
そして二曲目に入っている『蝋人形の館ANNEX』これは遊び心満載にアレンジしている。笑える曲となっている、ここにも聖飢魔IIの音楽性の広さが見え隠れする。
あと5曲目の『KIMIGAYOは千代に八千代の物語』のスタジオ収録はこのCDしか聴けないので必聴です。
シングルでこの内容の濃さ、買いです!
聖飢魔II 入門教典~THE BEST OF THE WORST~
解散前後に色々ベストを出したが、ついに究極のベスト発売!派手な衣装にメイクに注目が集まるが、実は実力派バンド。彼らの歴史を堪能出来るアルバムになりそう。楽曲的には正統派ヘヴィ・メタル。随所に見られるテクニカルなプレイは1度聴く価値有り。