あばれはっちゃく (山中恒よみもの文庫)
文句なしに面白い本。私の小4の息子はマンガ中心のアホガキだったが,この分厚い本を「おもしれーよ!」と言いつつ完読しました。愉快痛快,テレビ化されたのも分かります。
・・・そして,著者のことをいろいろ調べると,思わぬ硬骨ぶりに驚かされます。軍国少年として育ち,戦後の大人たちの豹変ぶりを見て,その違和感,怒りを心棒に据えて「読み物作家」(児童文学という言葉は嫌いらしい)として生きてこられたようです。
それを知って,もういちど本書を読むと,著者が何故,少年を主人公とした本を沢山書いているのか考えさせられます。私たちはもう子供には戻れないけれど,そして自分の少年時代は決してこのお話のような痛快なものではなかったけれど,しかしやはりあれは輝ける日々だった!なんてちょっと思ったりしますねー。まったく。
なつかしのファミリードラマ 主題歌全集
あばれはっちゃく主題歌「タンゴむりすんな!」を聴きたいがために購入しましたが、それだけでも充分に価値のある一品だと思います。あばれはっちゃく全主題歌はこれでしか入手できないと思います。
もちろんその他様々な古き良き昭和の名曲が入っていますので、満足な造りに仕上がっている…のでしょうが、わたしの住んでいた地域では放送されていなかったものが多く、正直よく知らない曲もありました。また、年代も微妙にばらついていたり本当に当時を網羅しているかが不安定です。版権の問題もあるのでしょうし、ドラマの資料写真がまったく使われていないのも、微妙に不安を煽ります。
ただ、これだけは言えますが、希少価値は相当に高いです。おそらくこれを見送ると二度と入手できないものも多々あります。当時観ていた貴方、マニアックな音源を求めている貴方なら絶対満足するはずです。
痛快あばれはっちゃく [VHS]
坂詰貴之君のはっちゃくが一番身近に思えた。年が近かったっていうのがあるし、一番かっこいいハンサムなはっちゃくだった。初代のはっちゃくの吉田友紀さんも兄貴分としてレギュラー出演してたというのもものすごく見てみたいです。吉田友紀さんにも憧れたよね…。とにかくあばれはっちゃくシリーズっていうのはハチャメチャぶりがおもしろいし、元気がいっぱいです。時には泣かせられる時もありました。ホームドラマの傑作です。何よりも「はっちゃけ〜 はっちゃけ〜 はっちゃけた!!」が聞きたいです。「俺はあばれはっちゃく」がDVDBOXで発売されているのなら、この「痛快あばれはっちゃく」もDVDBOXでリリースして欲しいです。「絶対、絶対にリリースしてください!!!お願いします。」
あばれはっちゃく (角川文庫)
文句なしに面白い本。私の小4の息子はマンガ中心のアホガキだったが,この分厚い本を「おもしれーよ!」と言いつつ完読しました。愉快痛快,テレビ化されたのも分かります。
・・・そして,著者のことをいろいろ調べると,思わぬ硬骨ぶりに驚かされます。軍国少年として育ち,戦後の大人たちの豹変ぶりを見て,その違和感,怒りを心棒に据えて「読み物作家」(児童文学という言葉は嫌いらしい)として生きてこられたようです。
それを知って,もういちど本書を読むと,著者が何故,少年を主人公とした本を沢山書いているのか考えさせられます。私たちはもう子供には戻れないけれど,そして自分の少年時代は決してこのお話のような痛快なものではなかったけれど,しかしやはりあれは輝ける日々だった!なんてちょっと思ったりしますねー。まったく。
俺はあばれはっちゃく DVD-BOX 1
多少現在の放送コードに引っかかる台詞はありますが、それ以外はきわめて素晴らしい作品です。
現代のなよなよした頼りない父親の皆さんには是非見ていただいて、自己反省をしていただきたいですね。