イマージュ4(キャトル)
さすがに五作目にもなると少し息切れしているように感じました。
癒される曲というよりもどこかで耳にした曲を沢山集めた曲集という側面が強くなっているようです。
もちろん個人的な感想ですので相変わらず素晴らしいと感じる方も多いとは思います。
気に入ったのは5曲目と6曲目です。音楽が使われたドラマなどを見ているともっと感動できたのでしょうねえ。
とりあえず次の作品に期待します。
さわこの恋2 1000マイルも離れて [DVD]
チープですが、決して陳腐ではない、可愛らしい映画。
チープなのに、ベッドシーンはディープな映画w
美術館で彷徨ったり、スタイリッシュなまっ白いお部屋にコロコロ、ちいちゃい可愛いおきものがあったり、
展開がかなり無理やりなのに先が見たくなったり・・・なんだか妙に全体的に面白可愛いのです。
チープチープ言って失礼なのは承知なのですが、全般的にカッコつけてなくて、というよりちょっとダサくて、
ヘンテコなのにやっぱり心に残る、妙に愛くるしい映画なのです。
西島さんも、他の映画はもどかしいくらいワルい男なものが結構ありますが、
この映画ではゆるーい感じで、妙にキュートなのです。(ベッドシーン以外 笑)
髪の毛に、垂直に寝ぐせが立ったりしていますww
喜多嶋さんも笑顔がとってもチャーミング。
なーんか 面白かったぁ。
ジャスティン・ヒースクリフ(喜多嶋修+吉野金次)
歴史的な一枚だと思う。
個人的にそれほど好きな曲はないし、しょっちゅう聴く一枚ではない。
このアルバムの価値を上げている有名なエピソードがある。(受け売りです)
ある時、GSランチャーズの喜多嶋と録音エンジニアの吉野が意気投合。
徹底的にビートルズの音を研究・再現し、会社に内緒でこのアルバムを録音した。
その結果、中・後期のビートルズっぽい音,特にベースは太くよく転がり、いい音のアルバムが出来上がった。
吉野はその行為が会社の知れるところとなり、フリーランスのエンジニアに転向。
このアルバムの音の良さに惚れ込んだはっぴいえんどは「風街ろまん」の録音を依頼したという。
これだけの録音をした努力は並々では無いはずで、タイムマシンがあれば状況をみて見たいと思う。
正直言って喜多嶋のボーカルは重すぎるし、楽曲はビートルズというよりもプログレ、悪く言えばやっぱりGSに聞こえる。
とはいえ、GSに身を置いた張本人がいかにGSから本物のロックに脱皮するか情熱をかけた本盤が無ければ、
日本のロックはもう少し遅れていたかも、
と思わせる力がこのアルバムにはある。