「自己啓発病」社会(祥伝社新書263)
先が見えない状況、自分を助けるため、仕事のスキルアップのためにと自己啓発が流行っています。この自己啓発が流行っている最近の風潮に違和感を抱いた著者が、自己啓発病の正体と自助についての本来の意味について考察した本です。著者は宮崎学氏、宮崎氏といえば、「突破者」、「近代の奈落」等で鋭い分析をした人物。自己啓発という名のもとには、その現象の中心には、他人と同じことをしていては競争に勝てないという意味での差別化があると断言しています。これは、2001年代以降の日本への新自由主義的な政策が導入され、その影響が波及したという背景と、サミュエル・スマイルズの「自助論」が著名人によって賛美、推奨された影響が相互作用した結果だろうと述べています。しかし、本来の「自助論」は、他人より優位に立ち、成功するための方法論が書かれているのではないと主張しています。また誤った考えが流布したのは、サミュエル・スマイルズの「自助論」の全訳ではなく抄訳が原因であったと述べています。
では、本来の自助とは何か。宮崎氏は、サミュエル・スマイルズの「自助論」の意味をもう一度掘り起こし考察しています。そして、そこから導かれる「自助論」の意味とその限界についても考察しています。さらに、「自助論」にはその自助についての考え方の限界を超えるところまで内容に触れているのが重要であるという。よってこの書籍には価値があるという宮崎氏の主張は私にとって新鮮な驚きでした。骨子は本文にあるスマイルズの「自助は相互扶助と両立する」という考えではないでしょうか。これが「自助論」の理解しにくいところだったのかな〜とも感じました。今後の日本の社会の在り方は、自助の本来の意味にどれだけ近づけるのか、個人から市民としての実践的な立ち振る舞いに還元できるのか、どの程度浸透できるのか、に依るのではないかとも感じました。想像力を逞しくすれば、社会を覆う閉塞感を解消された方向で動く場合、この自助という考えに共通した?類似した?擬制した?何かだろう?と考えました。そういう意味では、想像力を掻き立てる刺激的な本です。
個人的なことになりますが、自己啓発本が流行っているには、グローバル化に伴う時代的な背景なのかなと表面的な理解とそこからは生じる諦念(または御上の仰せの通りという感覚←これが良くないのでしょうが)だけでした。しかし、みんなが一生懸命同じスキルを身につけても、かならず序列ができますので、結局、そこからは減点法でしか評価できないのではないか?何かおかしいな?と私なりに違和感がありました。書店で著者の名前と内容をチラ見し、「これは!」とピィーンと感じ、即購入してしまいました。その直観は正解だったと思います。
続・突破者
文句なしに面白い本である。そして今の時代の生き方、戦い方を教えてくれる本である。
どう面白いかを書くと内容の紹介になってしまうからあえて記さないが、
自分の体験に即しながら、孤立を怖れず個別的、具体的に戦えという著者のメッセージは熱い。
それもここ15年の話であり、その意味でも読みやすい。
著者も老齢と言われる年齢に入りつつあり(失礼)、大きな病を得たこともあってか、
次世代に向けてメッセージを発しているのだろう(本人は絶対にそんな「いい人」が
するようなことはしないと否定するだろうが)。
もちろんそんなことはどうでもいい。ただ、ここまで閉塞した社会を生きていくには、
著者のように戦って「突破」していくしかないのかもしれない。
展望なき社会だからこそ、戦って、戦って、前に進むしかないのかもしれない。
続編ではあるが、前作を読まなくても十分楽しめる。
若い人に是非読んで欲しい一冊である。
死―宮崎学写真集
怖くも気持ち悪くもない、
とにかく、ひたすら、たんたんと、
動物が土に還っていく様が、
撮られている。
映像でない分、
静謐で神聖な感じがある。
あらためて、
生き物は有機物のかたまりで、
それが分解されていくのだなあ、
としみじみさせられる。
大事な1冊。
学●保育指導員 猥褻過重行為 (WORLD-2019) [DVD]
タイトルからでも想像が
出来る通り、
子供に扮した女が
悪戯をされると言う設定。
この手の作品は、
いかに大人の女が、
子供に演じ切れるかが
ポイントになる訳ですが、
見た目
女の演技
相手の演技
設定など、
まずまずなのでは
ないでしょうか。
*先生が生徒の授業態度を
説教して、
別室に連れ込み‥‥
*怪我をした生徒に対して
介護をする振りをしながら
‥‥
*水泳の後、
生徒にストレッチをする
振りをしながら‥
*教室で、
補習授業をする生徒に
対して‥
など、
4つのパターン。
行為に対して、
ただ‥ただ‥
泣き声と
うめくだけの少女。
事が終わった後、
思わず泣き崩れて
しまったり、
うずくまってしまったり。
中々にして、ヌケました。。
素人着エロ倶楽部 さくらちゃん 18才 聖△女子大学生 SM-089 [DVD]
わずかに前に出た上あごと大きめの口のせいか、笑顔が可愛らしい。バリバリの美人タイプより、愛嬌があるこういうお顔が好みで、大いに気に入りました。
スタイルも申し分なく、これだけの美乳と美尻の両方を備えたモデルさんは貴重です。特に美尻は思わず息をのむ美しさです。個人的にはもう一声重量感が欲しかったですが。
露出はお尻全開が何度も、上は一瞬のチラリがたぶん1〜2回、あとは全裸の手ブラ・手パン及びジャケ写の上下泡のみ、ハミ毛、ハミ肉といったところでしょうか。
このメーカーがよくやるお宝カットがなかったのが、唯一残念でした(角度では下のポロリも数回ありますが遠くて暗い)。もしあれば大ヒットまで望めた作品だと思います。