みんなのうた ベストヒット・コレクション [DVD]
全体的にしっとり歌いあげる大人っぽい曲が多いなか、
Coccoの「ひよこぶたのテーマPART2」は子供が喜びそうなメロディーと愉快なアニメーションで良かった。
思わず口ずさんでしまった。
それとピチカート・ファイヴの「メッセージ・ソング」は名曲だと思う。
PVよりこっちのアニメーション版の方が断然好きだ。素晴らしい。
蝶
全曲が名作であるファーストアルバム「咲」はいったい何百回聞いたことでしょう‥。
古今東西の名作、名アルバムと言われる物を数多く聞いて来ましたが、
聞いていて鳥肌が立つ体験というのはそんなに多くはありません。
しかし 偶然「母」を唄ってる林さんをTVで観て感動し、翌日にCDを購入。
そして全曲を通して聞いてみて あらためて確かな実力 ( 今だけ売れれば良しとしている、売れ線狙いで一時しのぎな日本独自の浮ついた視野の狭い世界に通用しない、甘ったるい感情移入の出来ない、自己完結で安っぽく薄っぺらな色恋の歌を歌ってる偽アーティストの類とは一線を画してる ) と、妥協も甘えも一切無い、深遠かつ広大な視野をもって作品を創作されていると確信致しました。
「ake-kaze」「母」「五月の空」という名曲が並ぶ中でも とりわけ素晴らしいのが「小さきもの」という作品…一聴で即鳥肌が総立ちし、それ以来ファンとして次回作を楽しみにさせて頂いてます。
その林明日香さんの3rdアルバムである今作も、日本の安っぽい流行風に流されない
ブレのない、地球に足をドッシリと着けた素晴らしい作品となっていて感動しました。
その今作の中心は、動の「揺想」と静の「神々の星」でしょうか。
どちらも、いにしえから遥か深く吹いて来る地球の風に洋々と漂っている様な名曲で、必聴です。
魂を揺さぶるような歌など皆無な、微弱なノイズ程度の雑音が席巻してるヒットチャートに右往左往している小さな井戸のような日本歌謡界に埋もれる事なく、
こういう宇宙的で広大な視野での作品創作を、これからもひたすら続けて、
世界の舞台で“ふわり”と舞い上がって下さい どうかよろしく御願い致します 林明日香様。
VENUS JAPAN
東芝EMIの3月末に、まるで決算を見込んだかのように(笑)リリースされた女性ばかりを集めたコンピレーション。宇多田ヒカル、椎名林檎、今井美樹、ユーミン、大貫妙子・・と本当にすっごくラインナップがいいなぁとは思いますが、新聞記事にあったような旅立ちを考えた選曲だったかというと、非常に微妙。というか、あまり脳裏に浮かばない。正直、買ってから1回しか通し聞きしていないです。なんか、曲順がバラバラな感じがしてしまって、CMに煽られたなーって感じがしました。
でも、諌山実生、椿さんあたりはいい素質、さすが東芝EMIの女性アーティストだと発見できて、この辺は収穫ありました。
そういったカタログ的な楽しみの部分がいいですね。
女性経営者が儲かる理由
はじまりから
「『女性経営者』と『女性社長』は違う。
それは雇用を増加し
社会性のある経営ビジョンを持っているかどうか。」
と刺激的。
また、女性の経営者を取り上げた本は今までもあったのですが
どこか肩ひじはっているような堅苦しさを感じました。
しかし、この本は等身大の女性経営者たちが
本音を語っています。
よくある自慢話めいたものではなく
苦労したポイントは勉強になります。
登場するのは
中村利江氏(夢の街創造委員会)
永田万里子氏(アイフリーク)
渡辺明日香氏(ルーク19)
林恵子氏(DoCLASSE)
日野佳恵子氏(ハー・ストーリィ)
笹川祐子氏(イマジンプラス)
川崎貴子氏(ジョヤンテ)
後藤美香氏(オフィストレイン)
數村いづみ氏(モンクレール)
古谷治子氏(マネジメントサポート)
三田村ゆかり氏(マリアージュ)
おかざきなな氏(CANBEスタープロダクション)
温井和佳奈氏(ブルーミング・ライフ)
朝妻秀子氏(東京・ビジネス・ラボラトリー)
佐藤幸恵氏(MINERVA)
林民子氏(NPO法人ソーシャル コンシェルジュ/ ダブルツリー)
独立した人もいれば
大きな組織の中で会社を任されている人もいます。
経営者になると、女性性はあまり活用されないのかと思いますが
彼女たちの口から出てくるのは
「女性の感性を活かし、口コミ力、女性の強さを持つ」
といったこと。
さらに、男性社会の中で経営を続けるために
男性用語をマスターして、業務を説明する必要があるなど
柔軟さも発揮しています。
女性社員を使う際には「公平・平等」を心がけ
女性ならではの性質を把握して、ケアしながら業務を遂行する
といった、きめ細やかさも女性ならでは、といえるかもしれません。
もちろん、これらの要素は男性経営者にも必要なことでしょう。