All About Candies BEST! DVD BOOK
事前には『週刊キャンディーズ』、みたいなノリの、DVDのついたデカいサイズの本を想像してたんですが、トールケース入りのDVDとブックレットが、トールケースよりもひとまわり大きな外箱に収めてあり、それほど場所はとらない感じです。
DVDはトータルで約81分。大きくわけると歌の映像が約27分、『みごろ!たべごろ!笑いごろ!! 』からのコント集(?)が約54分。歌→コントの順で通して見ることも、映像ごとに選んで見ることもできます。
「もう、キャンディーズのものはほとんど買ってる」、という方には、目新しい映像はほとんどないに等しいのではないかと思われますが、若い世代のファンの方などには、大部分が新鮮な映像なのではないでしょうか。
ただ、歌の大部分はTVサイズというか、あちこちカットされた形で歌唱されているので、物足りなさが残るのは確かですし、『みごろ!』の、特に“悪ガキ一家の鬼かあちゃん”には、もっと面白い回があるはずで(「しらけ鳥音頭」も出てこない…)、見ていて「あれ、こんなもんなの?」なんて感じることもあるかもしれません。
それでもやはり、歌も笑いもしっかりこなした、キャンディーズの多面的な魅力をコンパクトな形で一度に知ることができるところに、このDVDの価値があると考えます。
伊東四朗、小松政夫、東八郎(東MAXのお父さん)、西田敏行、そして加山雄三と、『みごろ!』のパートの豪華な共演者にも、度肝を抜かれます。
そんなDVDの、ちょっと物足りない部分を補填してくれているのが、付属のブックレット(ほぼオールカラー、36ページ)。現在、全キャン連の代表を務める石黒謙吾さんが前半部分の監修・構成・執筆を担当。当時『少年マガジン』臨時増刊として出版された、ファイナルカーニバル特集号で使用された写真の再掲載分をはじめ、写真のセレクトもいい感じ。巻末の「年下の男の子」「やさしい悪魔」「春一番」の“フリツケ講座”―イラストで図解―も、映像ではすべてを把握することがなかなか難しいものだけに、ちょっとうれしいプレゼントでした。
トミカヒーロー レスキュフォース 爆裂MOVIE ~マッハトレインをレスキューせよ!~ [DVD]
私はこの作品にゲスト出演していた藤岡弘さん目当てで二度もリアルタイムで映画を見たくちですが、ストーリー、VFX、わくわくドキドキ度とどれをとってもたかが子供向けのヒーロー映画と馬鹿に出来ない完成度に仕上がっていて、久しぶりに見たヒーローものの映画では最高ランクの傑作じゃないかと思っています。
世界的規模で展開していくレスキューも迫力満点で、輝くん・響助・石黒隊長の活躍シーンはドキドキ度満点。
悪役ドクトルマドゥを演じた南海キャンディーズの山ちゃんのハイテンションな怪演もなかなかイケてます。
レイちゃん、寿里ちゃんは少し活躍が地味でしたけどね。
そして忘れちゃならないのは藤岡さん演じる謎の男零次さんの活躍シーン!
リアルタイムで藤岡さんのライダーを知っているお父さんお母さん世代なら、絶対しびれること間違いなし!お楽しみのあのシーン(詳しく書くとネタバレになるので省略)も凄くかっこよく仕上がっています。
最後に零次さんの正体が明らかになるのですが、そこに至るまでの引っ張り具合もちょうどよく、貫録たっぷりの熱演は流石のひとこと。
レスキューファイアーにも藤岡さんはそのままゲスト出演してますが、レスキューファイアーも見ながらこちらもチャックすればさらに楽しめること請け合いですよ。
自信を持ってお勧めします。ヒーローファン、中でも東映ヒーローしか見たことない人は特に必見!
LOVELY POPS【Blu-spec CD(TM)】
リストを眺めるだけで、曲が脳内再生されます。
作曲やアレンジを手がけたのは
細野晴臣、坂本龍一、加藤和彦、山下達郎ら豪華メンバー!
高品質なBlu-specCDの効果で
歌唱力の乏しさをカバーするためのエフェクトとか、
(それでも音程が外れまくりのナウシカが壮絶)
80年代アイドル・サウンドはDX−7とシモンズだったんだなとか、
新鮮な発見がいっぱいです。
ラストが元キング・クリムゾンのメンバーが
ベースを弾くナンバーで飾られているのも渋いです。