てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~ [DVD]
ナインティナイン、そして岡村さんのファンです
岡村さんは、舞台あいさつなどで
「演技のことをほとんど知らない」
とおっしゃっていましたが、だからこそ
原作者・金城さんの人柄や純粋な表情の表現が
自然で良かったのかな、と思います
学歴や前例・・
そういうものがなく、何かに挑戦するのは
社会の中では、時に本当に難しいです
でも、この映画を見ると
「前例がなくったって、学歴がなくたって
やってみてもいいじゃない」
と思えます
自分の損得を考えて、ではなく
ひたむきにサンゴの養殖に向き合う姿が
とても伝わってきました
だから、サンゴが産卵したシーンは
とっても心が温かくなり、感動しました
それから、ときどき、動きに
「芸人・岡村隆史」がでていて、おもしろいです^^
奇跡の海 [DVD]
丁度 ダンサーインザダークを見た後に
この映画を見たと思うのですが
どちらの映画にも言えるのは
確実に見る人を選ぶ映画だから
全員が 自己破滅的に追い詰められていく
彼女達の姿勢に共感するわけではない
最初に主人公の女性が結婚する時に
教会には鐘が無く 結婚を終える
その後 夫が事故により性的不能になってしまい
二人はとても幸福な状態で
愛し合うことは事が出来ないという
状態にまで堕とされていく
その時 医者が言った言葉に
主人公が言う言葉が私にとってはとても印象的で
「時に人は死ぬより辛い事になる時もある」
その時 主人公は 「でも生きているわ」と言う
どんなになっても 死ぬより辛い状態になっても
それでも生きている そう言えるのは
そこで悲惨な状況に ただ絶望してしまうのでは無く
間違い無く悲惨な状況でも それでも生きる事が
ただ辛い事で絶望だけでは無い事を
彼女はまだ信じているからだと思った
どうしようも無い 絶望を感じた時に
普通ならば壊されて忘れてしまう様な
希望を 思い出させてくれた気がした
それから先 性的不能に陥った 夫が
他の男と寝て欲しい それを想像して
お前と寝ている事を感じられるという
正常な精神状態にいる人から見れば
それは堕落でしかない様な
願いを叶えようとして
自分の身を滅ぼすように他の男と寝たり
娼婦扱いされ 子供達にも蔑まれ
彼女は自分から追い詰められ堕落して行く
だけど彼女の行動は善によるものだと思う
最後彼女の死体を海に埋葬した後
二人が結婚した 鐘の無い教会に 鐘ができる
その時 彼女の善による愛情が
例え 自分を追い詰めるものであっても
世間から非難され続けるものだとしても
その鐘の音は主人公の善によって起こった
小さな奇跡なのではないのかと思った
結婚式の時にはならなかった
祝福の鐘がそこで初めて鳴った気がした
奇跡は自分で起こす―幸せになる一ミリの法則
『本物の自分を生きることが、この世に生まれてきた使命(本文より抜粋)』
この一冊は、まるで宝石箱のよう。
輝く言葉がいっぱい散りばめられています。
重要な箇所は、ノートに書き写しながら丁寧に読みました。
読み終えるまでに、たくさんの大切なことに気づき、胸が熱くなります。
人生の苦しみも悲しみも乗り越えて、
生きる幸せにキラキラと輝く自分になりたいと、心から思いました。
この本に出逢えて、本当に良かったです。
あの頃映画 松竹DVDコレクション「南へ走れ、海の道を!」
こういう映画では敵役がしょぼいと一気にテンションが下がるが、本作ではその点は全く問題ない。
迫力十分である。それにしてもリンチの凄まじさと言ったらない。特に米山善吉、小沢仁志、もちろん
ギバちゃん。本当に凄すぎ。岩城以外に適役は考えられないなあ。そうそう眉毛なしのショーケンの
迫力満点の演技も素晴らしい。岩城にとっても忘れられない一作だろう。
ただし、画質は悪くはないがそれほど良いとも言えない。それから思春期未満のお子さんには
絶対に見せない方が良いと思う。今でもリンチのシーンとギバちゃんが死ぬシーンは見ていて
堪らなくなる。こんなこと書いて矛盾しているようだが、それくらいこの世界の怖さを描き切って
いるのだ。