Bikeguy バイクライトホルダー(ライト別売り)
マジックテープでラバー製の基台をミチっと留めて、その基台に垂直に交差する窪みにさらにマジックテープでライトを留める仕組みです。
【軽さ】
基台そのものはマジックテープと小さなラバーだけなので、とにかく軽いです。
【安定度】
基台のハンドルバーへの密着度がすばらしい。手軽に調整が可能な上に、いったん位置を定めてしまえば通常の走行でずれることはまずありません。もっとも、大きい、重い、ボディがつるつるしていて滑りやすいといったライトでは、さすがにズレやすくなるかもしれません。
私はレッドレンザー Vキューブ ブラックを使っていますが、バランス良く装着できています。本体にギザギザが刻まれたライトの方が、安定するようですね。
【耐久性】
MTBに装着して、もうかれこれ3年は使用していますが、全く変質しません。
山からの帰り道に何度も雨に降られていますが、今のところ、マジックテープもゴムも、全く劣化した気配はありません。
よくある自転車用のライトは専用の基台を必要とし、これがたいてい樹脂製で、ちょっとした衝撃で壊れやすいものが多いように思いますが、本製品に関しては耐久性も十分です。
1/12 ビッグスケールシリーズ ローバー ミニクーパー1.3i
ミニクーパーは個人的に大好きな車だったので、ついついプラモデルを
買っちゃいました。
組み立てると細部までこだわっていてよくできているなと思いました。
大きさも1/12でなかなかのものです。
ただし、色は、別に専用の塗料を購入してペイントしなくてはなりません。
私は車体をブリティッシュグリーンに仕上げました。
次は本物の車が欲しくなっちゃったな~
ビッグX (第1巻) (SUNDAY COMICS―大長編SFコミックス)
本作はテレビアニメにもなった、著者のSF巨編である。
根底には、第二次大戦時のナチスの驚異がある。
そして、それに立ち向かうスーパーヒーローもの、というスタンスの作品である。
戦争用に秘密に開発された兵器、というと「鉄人28号」や映画「ミカドロイド」などを思い浮かべる。
ビッグXもそういう兵器のひとつであったが、志ある博士によって正義のために利用されることになる。
このあたりも、「エイトマン」の設定と似ているといえる。
そう、本作の設定には、特別に目新しいものがあるというわけではない。
それでは、何が本作のヒットの要因だったかというと、ヒーローの無敵ぶりだろうか。
まさに、弾なんか跳ね返せ、状態だったのだ。
巨大化もするが、さすがにジェット機だって手づかみだ、とはいかないけれども。
本作のれん祭当時、毎月100ページの別冊付録という、読み応え抜群のものだった。
これが他との差別化に成功した要因のひとつであったが、何と言ってもストーリーテラー手塚による、波瀾万丈のストーリー展開にはしびれた。
ビッグXの仕込まれたシャープペンシルをめぐって、まさに争奪戦が展開される。
当時の少年達は、それに一喜一憂したものだった。
また、ヒロイン役のニーナの可憐さと、テレパシーが使えるエスパーという設定も、ストーリーの拡大に一役あった。
憎まれ役のハンスも加えたこのトリオ。
「ワンダースリー」も「フライング・ベン」も3だった。
著者は、トリオの特殊性、割り切れなさを、良く知っていたのだろう。
ストーリーは、次第にテンションが下がっていく。
それは、長期連載ものでは、ある程度はしょうがないことなのだか。手塚作品ではそれが顕著なのだ。
これは手塚の興味と関心が、さまざまなものに向いているということでもある。
このあたり、同じ昭和を代表する巨匠である松本清張と似ている。
本作は、グロい場面がほとんどない、健全な正義感に溢れた、昭和のSFマンガの傑作のひとつである。
そして、「マグマ大使」と並ぶ、著者には珍しい巨大ヒーローものである。