パンパの風趣に魅せられて―ブエノス・アイレス在住三十余年の体験記
アルゼンチンに移民した方の体験記だが、日本人移民の世界を描いたというよりは、アルゼンチンの自然やそこでの仕事、余暇活動などに詳しい。518頁と大部の書を通して見えてくるのは、単にパンパやタンゴの国ではない、アルゼンチンでの余裕ある暮らしぶりである。ただそれだけではなく、輸入代理店を外されてしまう経緯など、ビジネスの厳しい世界や営業の仕方なども書かれており、等身大の海外生活をみることができる。アルゼンチンに行きたい人は是非読んだ方がいいと思う。
ザット・ワン・ナイト~ライヴ・イン・ブエノス・アイレス [DVD]
まったく衰えを感じない凄まじいライブです!ムスティンは、どんどんカッコ良くなってる気がします(^^)さすが南米での人気が高いだけあって、観客の熱さも凄まじい!ソロからリフまで、すべて大合唱!見る価値アリです!
BUENOS AIRES 1952 ブエノス・アイレス・1952
ピアノ奏者大橋祐子の美しい容姿のジャケットが秀逸。この美女の演奏なら、ジャズファンでなくても購入して聴いてみようと思うでしょう。寺島センセプロデュースの本作は大橋祐子の高音部の繊細なタッチ、低音部のダイナミックで力強い表現力、このアルバムの全曲に全身全霊をこめて演奏をしたのだという心意気が聴きとれます。ベースの佐藤氏のソロの後の大橋のピアノもこのベースソロに影響を受け高音部分は神経を研ぎすませて繊細に、フォルテ部分はより力強く大胆に表現、ホッと一息つく部分があるなど、聴いている側も演奏者につられて感情移入してしまいます。選曲も誰もが一度耳にした曲が多く、jazz初心者でも予備知識なしに楽しめます。ドラムスの守氏の演奏も大橋の特徴を引き出す役割をしており、見事です。寺島センセの解説文を読みながら鑑賞すると、演奏事情がよくわかります。「セントルイスブルース」では、「演奏後の大橋の桜色の頬を見ながら…」とあり、センセの解説を読み返しながら聴くと更にこの作品の深さを感じます。演奏者の熱気がCDデータにつまっており、演奏の雰囲気が誰にでも手に取るようにわかる1枚なのではないでしょうか?Ds守氏の演奏は1級品ですが、ブラシ、ハイハット、シンバルがピアノより前に出たり、バスドラの音質がやや耳につく箇所があったり、ベース音がややボンボンするなどの箇所があるので、評価は4といたしました。
CDプレーヤー…ティアックPD-H600、アンプ…カインラボラトリーA-55TP(真空管)、スピーカー…ヴィエナアコースティックハイドン(初代、背面バスレフ)での評価です。夜、4畳半の部屋を真っ暗にして、真空管のオレンジ色のほのかな灯りを見つめながら演奏者の息遣いを想像して聴いています。
ブエノス・アイレスの夏
初めて買いました。小松亮太さんのCD。
いや〜、ハマリましたね、特にピアソラの曲に。渋い!
外したら……なんて思ってたら大当たりでした。
次はどれを買おうかと悩んでいます。
バンドネオンの音色というのは、どこか異国にいる気分にさせますね。
夜に一人で聴くのがいいです。でもいっしょに聴いていた子供が、ここの部分がいいんだよなぁ、なんて言ってますけど……。
ブエノス・ディアス、ニッポン―外国人が生きる「もうひとつのニッポン」
ケーススタディ満載。外国人の巻きこまれがちなトラブルと、具体的解決の事例が豊富。これを読んでおけば、外国人の知人や従業員に万が一何かあっても慌てないで済む。