六三四の剣 (3) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)
全10巻の3巻目。
この巻で話が大きく動き始めます。
父親である栄一郎の死は、読み手にとっても衝撃でした。
剣道で人が死ぬ、なかなかすごい話の展開で度肝を抜かれました。
一時、剣道を離れてスキーに打ち込む六三四ですが、
密かに突きの練習を続けていて、立て篭もり犯相手に立ち向かいます。
ありがちな話と言えば非常にありがちな話ですが、
そのシンプルさのおかげで安心して読み進めることが出来ました。
この巻で最も心に残ったページは、六三四が無賃乗車で捕まった時に、
迎えに来てくれた母親の佳代の顔でした。
母性愛に満ち溢れている、と言えるでしょうか、
ストーリーの組み立て方も上手ですが、画の印象も古めかしさを感じさせません。
蘭子など昔の出てきたキャラクターが所狭しと活躍する点も見所のひとつです。
六三四の剣 (3) (小学館文庫)
全日本剣道選手権で父栄一郎が倒れる
盛岡からの転居
峠山小学校での生活
強盗と突き
東堂との勝負
修羅との勝負
北上少年少女剣道クラブ
父の死によって、生まれ育った盛岡をはなれ、
峠山に住まいをうつした六三四
東堂を倒すために3年間ひとりで突きの練習をしていました。
北上の道場に通うことになり、轟嵐子と再会
おたがいに切磋琢磨して行く様子が楽しく読めます。
北上剣道クラブで再会する
轟嵐子が、負けず嫌いのところが可愛いです。
道場までの道のりを六三四と争って、スカートをひるがえして
疾走する場面などに笑わせてもらいました。
六三四の剣 第3巻 (My First WIDE)
全10巻の3巻目。
この巻で話が大きく動き始めます。
父親である栄一郎の死は、読み手にとっても衝撃でした。
剣道で人が死ぬ、なかなかすごい話の展開で度肝を抜かれました。
一時、剣道を離れてスキーに打ち込む六三四ですが、
密かに突きの練習を続けていて、立て篭もり犯相手に立ち向かいます。
ありがちな話と言えば非常にありがちな話ですが、
そのシンプルさのおかげで安心して読み進めることが出来ました。
この巻で最も心に残ったページは、六三四が無賃乗車で捕まった時に、
迎えに来てくれた母親の佳代の顔でした。
母性愛に満ち溢れている、と言えるでしょうか、
ストーリーの組み立て方も上手ですが、画の印象も古めかしさを感じさせません。
蘭子など昔の出てきたキャラクターが所狭しと活躍する点も見所のひとつです。