桃太郎伝説1→2
金の鬼、銀の鬼、パールの鬼…ときた時点でヤバいと思ったが、まさか「金銀パールプレゼントの鬼」がいるとはッ!!
それが判る世代のRPGであり、いまどきの壮大なスケールやムービーで魅せるものではないが、シンプルで判りやすいRPGである。
なんたって、桃太郎が鬼を倒すのが目的なのだから。
立ち回る村々は、寝太郎だったり、金太郎だったり、浦島太郎だったり…と日本昔話のオンパレード。
残念なのは、Gameboy版はレベルが99まで上げられるようになっているので、ゲームバランスが悪くなってしまい、単純なゲームになってしまったこと。
とはいえ、まだまだ楽しめます。
新桃太郎伝説〈上巻〉 (スーパークエスト文庫)
表紙から想像した通りに、最初は子供用かと思っていましたが‥
本の中身は子供向けというよりもむしろ大人向けに思えてしまいました。
(唯一、土居さんのイラストだけは子供向けだと言って良いと思います。)
それから、難しい(知的な)表現や漢字も多いです(フリガナが振ってあるので読めますが‥)物語に関しましては、ゲームとは多少違う所はありますが最終的には鬼畜カルラを倒すという所は変わっていません。
ただし、ゲームの内容を無理矢理400ページほどにまとめているので、本当にあっという間に終わってしまう感じがします。
上巻では桃太郎が最初に倒されて金太郎・浦島などの仲間を集めたと思ったら、下巻ではラストへ一直線という感じです。
どうせなら、「上・中・下」巻として物語に厚みを持たせた方が良かったのではないかと思いました。
小説としてはいろんな面を含めて中途半端に思えてしまうのですが、ゲームと一緒にリメイクするべき作品だと思います。
桃太郎伝説ターボ 【PCエンジン】
PCエンジンの綺麗な画面が印象的な普通のRPGです。そのころデジカメなどという良い物はなく、パスワードをほとんどとらずに一気にクリアーした思い出があります。2週目に経験値が倍貰えるモードがありすごく楽に2周できます。
桃太郎伝説
もうかれこれ20年近く昔のゲームになるわけだが、さくまあきら氏、なかなか鋭いところを突いたなと、今さらながらに感心する。
ドラクエ2がリリースされ、RPGと言えばドラゴン&呪文だった87年当時、日本昔話をRPGに取り入れたそのセンスは、高く評価されよう。
ゲームバランス、操作性など、現在の視点から絶対的な評価をすることはもはやナンセンスだが、RPG黎明期の名作の1つとして今でも推せよう。
あえて難点を1つ挙げるとすれば、やはり操作性で、桃太郎の歩くのが
非常に遅く、操作も重い。このゲームを今あえてやろうとする場合、この点がやる気をそぐ要素となろう。もちろん慣れの問題なので、一度慣れてしまえばさほど気にならなくなる。あとは当時の感覚でプレイを楽しめればよかろう。
101曲桃鉄大行進~桃太郎電鉄オリジナル・サウンドトラック~
20周年の集大成に相応しい1枚ですね。ゲームから携帯版、さらにはDS版までと豪華絢爛。買ってよかったです。
惜しむらくは、物件のお買いものや独占シーンの曲がない点。そこがあれば完璧だったのに