RICOH デジタルカメラ CX6ブラック CX6-BK
オートフォーカスが遅いと思われているリコーですが、この前のCX5あたりから何気に改善されています。
このクラスで、AF機能として定番のコントラスト検出以上の機構を備えているのはこれだけです。
コントラスト検出の弱みは「夜目がきかない」、暗いところではハイライトがないとどこにフォーカスしていいかわからないということです。
本機が備えているのはパッシブセンサーです。
でも、店頭で実機を触ってみると、やはり遅い感じがします。
液晶の反応速度の問題かもしれません。
でも、デフォルト設定をちょっといじると速度は改善されますので、フォーカスモードの問題かもしれない。
最近流行りのf2クラスの明るいレンズをつけた高級コンパクト機、
評価の高いキャノンのパワーショットS100も、
いかにもレンズが明るそうなオリンパスのXZ-1も、
最近これらに対抗してニコンが出したクールピクスS1200pjも、
オートフォーカスはコントラスト検出のみです。
このことはミラーレス一眼クラスでも同様です。
開発費の掛け方が普通のカメラメーカーと違います。
デザインは前機にプチ整形しただけでお金はかかっていません。
若作りしたおばさんみたいで、ちょっと悲しい。
そんなところが、いかにもリコーらしい。
まさに、「眼の付けどころがリコーです。」
(シャープじゃないよ。と言っても、知らないか?)
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RICOH ハイブリッドAFシステム搭載 光学10.7倍ズーム CX5 ブラック CX5BK
自分の仕事上、写真を月/2万点ほど撮るのですが購入して1ヶ月たちますが特に問題なく使用できています。CX6も考えましたがあまり難しい撮影をしないようであればCX5で十分だと思います。見た目に関しては様々な意見があるようですが私はアナログでシンプルなものが好みなので良いと思います。
リコーGXR MOUNT A12 WORLD―Mレンズが愉しめるマウントユニット (日本カメラMOOK)
本書は、GXRの使い方や活用方法なども詳細に掲載されておりますが、題名の通りフィルムカメラのレンズを「GXR MOUNT A12」に付けて楽しむ方法に重点が置かれていますので、所謂GXRの解説本とか、パーフェクトガイド的な本ではありません。誤解のありませんように。カメラの購入を検討している時には楽しい解説本も、カメラを購入した後は、所詮取扱説明書の延長でしかなく内容も薄い為すぐに飽きてしまいますが、本書は「GXR MOUNT A12」を元に各種アダプターを入手する事により、お気に入りのフィルムカメラ時代の死蔵しそうなレンズが「復活」できる活用法などが掲載されています。同一種類のアダプターが数社から販売されていますが、その作りや価格、使用感の評価なども掲載されており、興味のある方にとってはとても参考になる内容だと思います。Mマウントにアダプターを付ける事により、各カメラ・レンズメーカーの新旧のレンズが付けられるのは知っていましたが、APSCフォーマット専用のNIKONのGタイプレンズも付けられるアダプターもあるのですね。初めて知りました。フイルムカメラ(特にマニュアル)に親しんできた諸兄にとっては内容の濃い一冊になるのではないでしょうか。
RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL IV
APS-Cの一眼+短焦点をメインに使っています(GRが届いてから立場逆転の感もありますが・・・)。GRDを検討されている方は、サブ機での購入を検討されていることが多いと思いましたので、そういった方向けの内容になります。画質等は好みや設定次第のところもありますので深くは書きません。
■画角
一眼では35mm換算50mmの短焦点ばかり使っていたので慣れるまで少し時間がかかりました。人やブツ撮りには余計なものが入りやすいので、少しだけ気を使いますが、サイズを設定で1:1にすると感覚的に50mmに合うので、使い分けています。
■ボケ
この素子のサイズですので、絞り開放でも"さほど"ボケません。期待したほどではなかったので、実記を触らないで検討されている方はお気をつけください。
■操作性
一眼で絞り優先をメインに使われている方であれば、前面ダイアル+背面の露出ボタンで同様の直感的な操作ができます。ここが他のコンデジにはないポイントですね。ホールド性は◎です。片手で殆どの設定ができます。
■携帯性
一眼に比べれば◎ですが、ポケットに入れるのには少し大きいです。
細めのネックストラップを付けるのが丁度良いと思います。ワタシはアルティザン&アーティストのストラップを付けています。
■その他
レンズ前のガード?シャッター?は指で触ると容易に開くので、無意識に指が触れてレンズに指紋が付いてしまいます。ポケットに入れることを考えられている方は、オプションのキャップを買われたほうが良いかもしれません。
■ピント
以前GRDの初代を触ったことがありますが、隔世の感があります。特に暗所に強いですね。
さっと撮る時もフルプレスでも大体ピント合います。
好みの設定を探るのが楽しい1台です。