モア [DVD]
週刊誌の紹介記事でSMチックでこんなことまでやっていいのかという内容だったので買ってみました。
確かに記事の内容に偽りはなく、シチュエーションの設定がPENTHOUSEのイメージビデオに似ているので、きわどいところは狙っていると思いますが、画面に映る典子ちゃんの印象は健全で、ごくごく普通のアイドルDVDです。
中越典子のファン以外が買うほど過激なDVDではないです。
極める! 2010年10・11月 高木美保の香り学/中越典子の京美人学 (知楽遊学シリーズ)
香道に興味があったので、購入しました。古くから日本にも、様々な香りの文化があったのですね。読書後に自分に合ったお香を毎日焚いています。
孤高のメス [DVD]
堤真一が日本を代表する映画俳優であることは言うまでもない。ところが、彼の位置づけとなるとはっきりしていないような気がする。「世界の」渡辺謙や「トヨエツ」豊川悦司ほどの存在感はなく、竹中直人や香川照之のように脇役として強烈なインパクトを残すというわけでもない。作品そのものも上質のものが多く、「いい映画だったなあ」と思わせるのに、意外なほど堤真一の印象は長続きしない。一つには彼の器用さが災いしているのだろう。渡辺謙や豊川悦司はどんな作品であっても、どこを切り取っても「渡辺謙」や「豊川悦司」なのだが、堤真一の場合は役の振り幅が大きく、しかも演技が達者なために俳優としての存在感が作品の中に埋もれてしまうのだ。
この作品は人気マンガが原作ということだが、ストーリーを換骨奪胎してすっきりわかりやすくまとめている。堤真一演じる外科医の当麻、夏川結衣演じる看護婦の浪子、余貴美子演じる女性教師・武井の3人が柱となり、脳死状態となった武井の息子の肝臓を、病に倒れた市長(柄本明)に移植するというクライマックスに向かって脇道に逸れずに物語が進行する。脳死肝移植という微妙な問題の取り上げ方には賛否両論ありそうだが、見る者を考えさせながらも後味の悪い作品にはしていない。センセーショナルな題材を、善くも悪くも落ち着いてまとめた作品である。
そして最後に触れないわけにはいかないのが余貴美子の存在。息子が事故で脳死状態になってからの武井の悲しみと、臓器提供を決断するまでの心情の変化を見事に演じていた。
夕凪の街 桜の国 [DVD]
死んだんじゃないよ。
殺されたんだよ。。。
こころに悔しい思いをいだきながら
自分だけでもなく、子子孫孫まで・・・
そんな苦しい気持ちを誰に言えばいいのだろう。
誰にも償ってもらえない・・・・
悶々とした気持ちを抱きながら・・・
だからこそ、
こんなことは二度と無いように・・・と
祈る気持ちが、心に刺さる。
そんな映画です。