サティ:きみがほしい
《アントルモン》の軽妙洒脱な演奏は、《エリック・サティ》という作曲家の本質を捉えていないようで、軽視していたのですが、今聴き直すと、これが非常に良いです。《エリック・サティ》に対して、ヒーリング・ミュージック的な解釈をほどこし、それをポップス的に演奏するという方法は、これはこれで《正解》です。クラシックに興味があるけれど、今ひとつ手が出ないという人にオススメの、超POPな《名盤》です。
NHK スーパーピアノレッスン モーツァルト (2005年4月~7月) (NHKシリーズ)
毎週火曜日の放送を見ているのですが、このテキストにはテレビで指摘した意外の注意点などもスコアに書き込まれていてとても親切です。そして譜面が観やすい。
他にもモーツァルトにかんするエピソードなども満載です。モーツァルトを知るには最適な入門書かもしれません。
ドビュッシー : 月の光、亜麻色の髪の乙女
ドビュッシーが印象派の作曲家であることも知らず、子供がドビュッシーが聴きたいというので、探してプレゼントしたのですが、とても静かな曲ばかりで、モネなどの絵画をみているようなイメージ。やはり、印象派ですね。もっと現代音楽のような前衛的な作曲家であると感じていたのですが、メロディがあって、保守的なグループに入るのですね、ドビュッシーは...。ラヴェルやフォーレの曲も入っていて、どれも静かな曲ばかりなのでシーンとしていて、星を眺めながら深夜一人で聴いていると、非日常的な世界へ連れて行ってくれるようなおすすめの一枚です。子供と二人で気に入りました。
エリーゼのために‾アントルモン/ピアノ名曲集
今までアントルモンの演奏を聴いていて、大作でいいものがない。失礼だが、この小品集を聴いて初めてアントルモンの演奏が良いと思った。決して技術がないわけではなく、大作向きの表現力が足りないだけだと思う。ちょっと、見直した。