ロボダッチ No.01 戦艦島
ロボダッチには大変おもいいれがあります。イマイが倒産をしてオークションでお金を積んででも…というわけにもいかず、この機会を楽しみに待っていました。ただ、先行発売のアオシマのロボダッチシリーズのように塗装済みでないのはすこし残念です。これからのシリーズではぜひ塗装済みにしてもらいたいです。(私は手が不自由なのでうまく塗装ができないので)とはいえ値段は高価なものの定価以下で買うことができたのと、幼いころに買えなかったことを考えても、復刻してくれて買うことができてすごくうれしいです!次が待ち遠しいです!
サブマリン707R/MISSION:02 [DVD]
長所:
1小澤さとるの世界がにじみ出ている。:原作を読んだ人なら必ず「おおお!」と思わせるだけの雰囲気をしっかり継承しており、全く原作を知らない人でも触れられる配慮が1,2巻を通じてなされており、丁寧なつくりである。
23DCGのみに依存しない作画。:3DCGを全面否定するつもりは毛頭無いが、絵コンテにある「人の手が介在したタッチの優しさ」と3DCGの「機械的シャープさ」をうまく融合させている。
短所:
1速水、レッドの家族構成って・・・。:そもそも家族自体があまりストーリーに関わっていない。次巻で関わってくるというのならまだ分かるが、これで完結の様であるのなら少々尻切れトンボという感じがする。
2ストーリーに謎が残りすぎ。:要望に近くなってしまうが、ぜひ次回作を作ってこの続きを描いてもらいたい。さもないと結局レッドは何をしたかったのか良く分からない上、ストーリーが中途半端で終わっていて歯がゆい。まあそれが最近の作風の傾向ともいえるが。
総評:
全体的に非常に良い作品。707を原作で読んだ人も、読んだことの無い人も楽しめる。ストーリー自体が複雑に錯綜しているわけでもなく、子供向けのように単調なわけでもない、ほどよい中間をうまく突いた作品に仕上げている。敢えて言うならやはり「次回作を作ってくれ!」の一言に尽きるだろう。日頃アニメに触れる機会の無い方々にもぜひオススメの逸品である。
青の6号 Vol.4「MINASOKO」 [DVD]
ついに最終話、40分の拡大とプラス特典映像で監督・スタッフたちの
インタビューも収録されています。
青の艦隊と敵との一進一退の攻防は見物です。爆発の演出も
前回までのとは少し違っているところにこだわりも感じます。
ここまでのテンションを維持したままラストまでいく
アニメーションは少ないと思います。
青の6号の切り札「核弾頭」にも思わぬ伏線がはられていて
先が読めませんでした。そして最後、速水・紀之のゾーンダイクと
対決、はたしてどう決着がつくのか?
この3人それぞれの感情がセリフによくでててちょっと泣きました。
このラストはストーリーのバランス的にはうまくまとめて
くれたと思ってます。少し(かなり?)余韻の残る感じですが
【復刻版】青の6号 (上巻) (SEBUNコミックス)
雑誌に連載されていたのは40年近く前だったのですね。
私はオリジナルの単行本を持っておりますが、作者の世界平和を願う気持ちが良く伝わって来るマンガです。「青」には各国から精鋭潜水艦が集まったという設定が良いし、そこに国どうしのライバル心なども絡めてあってストーリーはピカイチでしょう。
1号がサンダーバード3号みたいで特に格好良かったです。
残念だったのは、下巻で「作者の勘違い」によるとんでもないミスがあったことですが、この復刻版でもそのままなんでしょうか。(下巻のレビューにサワリだけ書いておきます。)
サブマリン707 1 (ラポートコミックス)
こりゃー古い!初出(連載)が1963年ですから既に太古(笑)。
それでも未だにDVD化されたり、同作者により続編が描かれたりしているくらいですから、そのカルト性を持った魅力は衰えず、ってことなんでしょう。
お小遣いで買った50円(!)プラモのゴム動力707号を湯船に浮かべてた世代には忘れられない作品です。
今読み返すとさすがに「イタい」部分も散見しますが、そこはそれ、恥ずかし懐かし幼年時代の思い出、ってことで・・・。(^^ゞ