ロッタちゃんのひっこし (世界のどうわ傑作選 (1))
この本の表紙は、朝からかんしゃくをおこして泣き叫んでいるロッタちゃんと、ぶたくまのぬいぐるみバムセです。
なんで、かんしゃくおこしているかというと、お兄ちゃんがこのバムセをいじめたのです、夢の中でね。それだけでも、腹の立つことなのにママはロッタに白いセーターを着ろって言うんです。チクチクする悪いセーターなんか大嫌いなのにね。その上、「ココア飲んであげてもいいわ」ってせっかくロッタが言ったのに、ママは「無理に飲まなくてもいい」なんて冷たい返事、「セーターを着ないならお買い物には連れて行かない」なんて残酷なことを言って一人で出かけて行っちゃいました。
こんな冷たい家は飛び出しちゃうしかないですよね??ともかくロッタは決心しちゃいました。隣のおばちゃんの家に引越しすることに決めました・・・。
ロッタちゃんがかわいいです。小憎たらしいんだけど、そこがなんとも言えずかわいいんです。ビデオも出ているんですが、そのビデオも併せてお勧めです。ロッタに夢中になっちゃいます。
人生は、奇跡の詩 [DVD]
小鳥がせわしく動き回り餌を突っついているような、キョロキョロした落ち着きのないコミカルな様子の中で、その根幹には一途な愛があるというものを見事に表現しています。
陽気なイタリア気質のロベルト・ベニーニならではの、独特な演技だからこそ、期待以上の満喫したシアワセ感が漂ってきます。
くじけずに何度も何度もアプローチを重ね、数パーセントでも可能性があればあらゆる手段を講じることに知恵を振り絞り、身を挺して介抱するところにこころを強く打たれます。
その姿は、コミカルに見えても、その内面では頑なな想い以外に何もない。
そういう愛とは、どんな苦難があろうとも、必死のパッチで乗り越えられることができるんだと思います。
彼の奥さんであるニコレッタ・ブラスキとの共演では、「ライフ・イズ・ビューティフル」に感涙したものですが、この作品でも、形は違えども愛情の深さというものをうまく伝えたものになっています。
「ローマに雪が降って、その中で虎を見たら結婚してもいい」という何とも無理難題なこと、それは日本の「竹取物語」のかぐや姫ごとき、いつの世においても、どんな国においても、ロマンに惹きこまれていくもの、ロマンに駆け巡るものがあるのです。
水曜日のエミリア [DVD]
正直、最初は「何コレ?」って思いました。特に、序盤の回想シーンは突っ込み所満載でした……。
妻子持ちの男とあっさり関係を持つわ、略奪婚なのに皆からフツーに祝福されまくってるわ……。不倫の恋って、絶対ほとんどの人から反対されると思うんですけど? アメリカでは、略奪婚でも皆当たり前のようにお祝い出来るものなんでしょうか?
正直、回想シーンがカスに思えたので、その時点で観るの止めようかとさえ思ってしまいました……。あんな中途半端な内容だったら、省いた方が良かったと思います。
ただ、しばらく観てみると、色んな人間ドラマや、主人公エミリアの苦しみが浮き彫りになってきて、決して薄っぺらいストーリーではないように思えては来ました。
度々ぎこちない雰囲気になりながらも、徐々に心を通わせていくエミリアとウィル(夫の連れ子)、エミリアの抱えた悲しみから生じる家族間の軋轢、両親に対するエミリアのしがらみ、前妻との対立等々。様々な家族とのぶつかり合いや触れ合いが詰まっています。
そんな中で、過去のしがらみから抜け出せずにいたエミリアが、それとどう向き合うようになるのか? その過程も丁寧に描かれていたと思います。
序盤の回想シーンは全く頂けませんが、そこを堪えて最後まで観た上で評価してはいかがでしょう? 時間を節約したい方は、回想シーンは早送りしても良いと思います。
グラナド・エスパダ プラス 公式ビジュアルクロニクル
グラナド・エスパダのファンだけでなく美麗な小林先生の
作品を見れる出来になっていると思います。
ゲーム自体は小林先生のコスチュームを手に入れるのは
難しいですが・・・。
グラディエーターアーマー等かなりの完成度で
実装されているのでゲームでも是非見てみてください。