モップガール (小学館文庫)
テレビ朝日のナイトドラマの原作となっています。
まず、ドラマをご覧になって興味をもたれた方はちょこっと注意です。
ドラマでは「葬儀屋さん」な印象ですが原作はあくまで「掃除屋さん」。
大友さんと桃子がバイトで、桃子が「大友くん」と呼んでいたりと、大分設定が異なっています。
会社名からメンバー構成、桃子の特殊能力も違っていて、ゆえに、雰囲気も大分違います。
なので、すっごいおっちょこちょいな桃子と、しょーがねーなーと気づけば手をかしてる大友さんが好きな方(局所的)とかは、がっかりーの無い様にご注意を...
笑い要素は少ないものの、素直に面白かったです。
4話構成で、1話完結ですが最後までもってくるものもあったり。
ピンチ!とはらはらしたり、なるほどなあと納得したり。
読み進めていてとりあえず最後まで飽きないし、なにより読みやすかったです。
今が旬なおすすめです。
美少女戦士セーラームーン(1) [DVD]
90年代に一世を風靡した人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」が、装いも新たに実写版として蘇った!制作を担当するのは、平成仮面ライダーシリーズのスタッフ。「美少女戦士」の看板に偽りなしのキャスティング、思春期の少女たちを生き生きと描き出す小林靖子による脚本、情感を盛り上げる大島ミチルの音楽も相まって、「色物」ではない学園青春ラブコメドラマとして、ハイクオリティなものに仕上がっている。第一巻は、主人公月野うさぎの覚醒、孤独な天才少女水野亜美との心の交流、孤高の霊感少女火野レイとの邂逅が描かれている。
Destination Nowhere(初回生産限定盤)(DVD付)
軽やかなピアノのイントロ、淡々としていながらも印象的なサビ、仰々しすぎないオーケストレーション...歌詞もいいですね。
個人的には、JAZZTRONIK、RAM RAIDER、SUGIURUMNにリミックスしてほしいです。
モップガール
2007年に出た単行本の文庫化。
完全に著者のオリジナルというわけではないらしい。東宝/SDPがアイデアを出し、加藤さんがタイトル、キャラクター、設定等を考案して執筆に至ったという。2007年10-12月にテレビ朝日系列で連続ドラマ化されたことと関連があるらしいが、内容はかなり異なっていたようだ。
「インディゴの夜」シリーズと同じく、癖のある魅力的な男性たちが登場するミステリである。4本の短編が収められているのだが、そのなかで登場人物たちの人間関係が確実に変化していくところが面白い。
ミステリとしては、かなりつらい。特殊な掃除屋さんという設定は面白いが、それだけ。事件が物足りなさすぎる。