ワイルド・レンジ 最後の銃撃 [DVD]
米国人が日本の時代劇がよく理解できないのと同様に、日本人は西部劇の出来がよくわからないではないでしょうか。なので西部劇を楽しむためにはある程度の知識は必要ではないかと思います。牛追い人と言う表現や、保安官と連邦保安官の違い、最後には村人が銃をもって反撃に転じるなど、正直、自分もいまいちよく理解しきれないドラマです。いいのかそんなことして、と言った感じです(笑)。
しかしドラマ的にはオーソドックスな作りで安心して見られたし、最後の果し合いは迫力充分、ケヴィン・コスナーとロバート・デュバルも良いコンビで、アネット・ベニングが華を添えると言った、大人が楽しめる映画となっています。