その時ハートは盗まれた (花音コミックス)
中世のヨーロッパを舞台にした、怪盗と世間知らずなお坊ちゃまの話。
時代物っぽいヒラヒラ・キラキラな衣装が好きな人にはお勧め。
何といっても、時代背景的にボーイズラブが容認・・・というか、
今以上にあって不思議じゃない世界ですしね…
この作品、読んでいても特に気にならなかったんだけど、実は、キャラクターに名前が無いという…なかなか不思議。
実際、それで困らないのが逆に凄いというか。
Harrison's Principles of Internal Medicine, 18th Edition (2-volume set)
Harrisonの素晴らしさは今さら書くまでもありません。
英語は比較的簡明で、非常に良くまとまっています。
ただ、でかいし重い。持ち歩けません。
18th editionにはiPad版があり、私はそちらを購入しました。
highlightやannotationも付けられるし、検索が圧倒的に便利。iPad 3rdの精彩液晶で読めます。
またiOS5の長押し辞書機能が使えるので、読むスピードがかなり上がります。
$199.99なので値段的には少し安い程度ですが、iPad持ちであればおすすめです。サイズは1.2GB程度です。
Molecular Biology of the Cell 5E
The Cell を購入するのもこれで4冊目でしょうか。最初は日本語訳から入り、その後は原書を購入しています。とにかくわかりやすく、図がきれいですばらしく、教科書としても最適です。この内容は大学・大学院レベルだと思いますが、臨床医でも十分理解できるものと思います。問題は後半部分がDVDのみで印刷されていないということです。付属DVDにはすべての図・表が入っており、講義・カンファランスに使うのにとても便利です。全部読む必要がないので、かまいませんがやはり廉価版とはいえ、紙の質を悪くしても全編印刷するべきでしょう。初めて買われる方はハードカバー版をおすすめします。少々、高いのが難ですが。
その時、ハートは盗まれた (角川文庫)
90年代前半に、「僕たちのドラマシリーズ」の一作品
として放映された作品です。ひろこ役一色紗絵、さき役内田有紀、
片瀬役が木村拓哉、という豪華メンバーで面白いドラマでした。
その小説版です。
女の子が女の子を好きになる、というと、レズの小説!?
と思っちゃうかもしれませんが、とくになまめかしい描写もなく、
フツーの学園小説です。ひろこのさきに対する想いは、
恋といいつつ、きわめて友情に近い気がします。
ヒロインが明るい高校生ということもあり、構えずスイスイ
楽しんで読めちゃいます。
ひろこ、さき、片瀬の微妙な関係がいいのです。
さきは、自由奔放で小悪魔的な魅力があります。
当時まだ若かりし頃の内田有紀が、ハマり役でした。
このさき役以降、内田有紀の名が一気に広まったような・・・。
ドラマは、ビデオ化もDVD化もされていないので、
ドラマが好きだった人はぜひ、この小説を読んでください!!