カバチタレ! <完全版> 1 [DVD]
常盤さん深津さん陣内さんのやりとり面白かったです。話もけっこう重いところがあるんだけど3人のやりとりでうまく調和されてる印象でした。妻や子供に暴力をふるう夫、そして母は子供にあたるという話が一番好きでした。でも一番重い話のところなんですけどね。
カバチタレ!(1) (モーニングKC (657))
法律は弱い者に味方するのではなくて知ってる人に味方するんですね。法律とは私にとって縁遠い感じがしていたのですが、私達のために法律があるんだって再認識させられ、とても勉強になります。続刊も読み続けていきたいです。
カバチタレ! <完全版> DVD-BOX
このドラマは面白い。素直に笑って、素直に感心し、素直に楽しい
ドラマ。様々なキャラクターのテンポのいい会話や、登場人物のほ
とんどが長台詞をマシンガンのように高スピードで喋りますが、ぜ
んぜん飽きさせず、ダルくもさせず、とけるように入ってきます。
そして、笑いであったり「わぁ」といったような言葉を誘われます。
特に最終話の「だから結婚できないのよ、バーカ!」という言葉の
シンクロはたまりません。
そして、このドラマはただ面白いだけではなく、アニメやマネキン
を使用した回想など当時としては斬新な演出が施されていて、観る
側をどんどんひっぱってくれます。
文句なしの☆5つ。
特上カバチ!!-カバチタレ!2-(30) (モーニング KC)
カバチタレ、特上カバチには、キャラクターの肉付け、掘り下げを行なっている例が、既に以前に複数存在している。漫画の中途において、サイドストーリーやサブストーリーの形をとって、キャラクター像を明らかにすることは、よく行なわれる。本著においては、見事だったのは、大野の過去についての話だ。カリスマ的でそれゆえもあり、謎めいた影の主人公とも言えるキャラクターが掘り下げられ、他のキャラクター(特に、検備沢弁護士など)との関係までを含めて、見事に糸でつなぎ合わせ、説得力のあるストーリーでその過去を描いた。今回の栄田についてのキャラクター描写は、主人公と大野を除けば、おそらく一番長い分量のサブストーリーだろう。栄田は、ずっと補助者でよい、というそもそも変わったキャラクターだ。知る限りでは、現実の行政書士事務所で、資格を取得するつもりもなしに、補助者としてずっとやってゆくつもりの補助者は、いない。通常は、補助者は、行政書士事務所で働きながら行政書士の資格に挑戦している。独立するかは別として、有資格者となることは目的にしているものだ。 今まで、栄田というキャラクターは、ともすれば、迷惑キャラ的な扱いを受け、あるいは、重森というもっとよく立つキャラクターの影に隠れてしまっていて、どうしてそんな奴なのか、の説明はよくなされてきてはいない。法律の寝技の点では、大野仕込を超えた独特の策をひねり出すし、しぶとい彼に、私は、しかし、ずっと興味を持っていた。今回のサブストーリーでは、初恋、片思い、恋愛、結婚、夫婦、そして幸せ、という要素を軸に、たくみに栄田という男の生き様を描いてゆく。子供時代からの苦労ぶり、それを跳ね返す栄田の強さ、そこで培ったあきらめないという生き方、生き様が、今の栄田を作ったことが描かれる。思うに、栄田の良さは、実は、純粋で、真っすぐな所にある。本当の初恋をし、その相手に振られ、そして、その後も長い年月がたった今でもなお忘れることのできない栄田の純情さ、一途さには、切ない思いをさせられる。その、好きな女の幸せを取り戻すべく、いったん壊れかけた亭主にカツをいれ、立ちなおらせ、夫婦としてこの先も、幸せに生きてゆけるための基盤までを掴ませる、という、涙無しでは読めない、ストーリー展開。「惚れた腫れたを超えたところで安田を大事に思っている」、という名台詞の後、一気に動く栄田は、何よりも、人間的で心が優しい人物だ、と感じた。本書を読んでいて、私は何箇所かで、涙がこみ上げ、そして流れるのを禁じえなかった。大野のときと同じく、しっかりと法律もからめており、見事にサブストーリーとして仕上げていると思う。法律職とは、本当は、人間的で人が困っているのを放置できない心根が優しい人間であってこそ、初めてそれをやる実質的な資格があるといえる仕事ではないか、との思いを強くした。浪花節といえばそれまでだが、似たような恋愛や片思い、恋愛、夫婦の危機の経験の有無、人間性に重要性な意義を見出しているか否かで、確かに、本作の評価は、変わるのかもしれない。
カバチタレ! オリジナル・サウンドトラック
ドラマ自体も面白かったがこのサウンドトラックもお薦め!
「状況に合わせる」と言う難しい課題をクリアーした曲目がズラリ。
この曲はあの時に使われてたんだ・・・、あの曲はラストか・・・
等々。
ドラマを見て無くても曲そのもののクオリティーが良いので、
お薦め。