魔女 第1集 (IKKI COMICS)
...舞台設定については細かいつっこみはあるんですよ。
でも、そんなことどーでも良いと思っています。
まだ買って3日目なのに、何回読み返したでしょう。
極めて映画的な作りをしながら、漫画でなければ表現できないことを
さらりとやってしまう作者の力量には、ただ感嘆するしかありません。
最初にこの作品を読まれたら、他の作品も読みたくなること請け合いです。
最近の漫画が持っていない「ざらり」とした感触を味わえます。
絵も、洗練された緻密さの中に土着的な香りがふんだんに漂い、
読む者を魅了します。アナトリアの大地、そしてイスタンブール。
南米アマゾン、黄土高原。次はどこが舞台になるのでしょう。
しびれさせてくれます。
五十嵐大介画集・海獣とタマシイ (原画集・イラストブック)
画集1と読み物?2の半分半分の内容。画集1のほうは魅入ってしまいますが、もう一方の2の対談がくせものだ。言葉にしない方が良いといいつつぺらぺらと日本語という言語で喋られると、かえって影響を受け過ぎてしまうので同2巻中に記載されているネームとカラーのページ、仕事場等を視て後は読まない様にした。だってそれが五十嵐大介という漫画家の描きたい世界を視る唯一の方法のように思えて仕方無かったから。言葉であれこれ説明されるとミスったなと思う。きっと五十嵐大介ふうのボツ漫画がアフタヌーンさんやらIKKIさんやらに送られてくるのかな。だったら彼らの使うペンやトーンや絵の具なんかの材料は科学の産物でしょう。もちろんこれをタイピングしているパソコンやインターネットの世界だってそう。って矛盾が生じてパニクる。そんなこと言ってたらなにも楽しくないから僕は単純に眺めていたいとして、そうしたら素晴らしい本と本。星?よっつ。うつくしいものはうつくしいし、ふしぎなものはふしぎでしかたない、それを視てみたいと思う好奇心から購入した。Amaz◯nじゃなく近所の本屋でね。予約したにも関わらず来ないからキャンセルlol
海獣の子供 5 (IKKI COMIX)
ただただ「凄い」につきる。
芸術性を狙った感がありイヤらしいと解釈するか否か。
石ノ森章太郎のごときサイレント漫画をやってみせるも、果たしていかほどのもんよ?
私個人の感想は、作者のもっとも伝えたかった事を、もっとも適した方法で表現したのだと解釈します。
最後にちゃんと言ってるから。
一番大切な約束は、言葉では交わさない。
我々読者も約束させられたんでしょうね。
何をって?
それが、思い出せないんだ。
「桜蘭高校ホスト部」Blu-ray BOX
少女漫画原作なのですが、男が見ても面白いです。
優秀なんだけどどこかズレてる貧乏少女と、金持ちなんだけど嫌味もなく憎めない
ホスト部の面々との掛け合いは見ていて面白かったです。
基本コメディータッチでシリアスや恋愛要素なども味付けとして入っています。
ドロドロした部分はありません。なので、ストレスフリーで見れる点は良かったです。
商品ですが、基本的にパッケージは簡素で特典もなく見れれば良い人向けです。
ps3や国内のBDプレヤーで問題なくみれると思います。
画質云々は良くわかりませんが綺麗だと思います。
ただ、どうもフルスクリーンでは無く画面が切れます。