ナタリア (Nataliya)
澄んだ高音がロシア/・ウクライナの広い大地、草原に、風になびかれて流れていく。憂愁を帯びた楽器パンドゥーラの音色が、その思いを盛り上げてくれる。家族がチェルノブイリ原子炉事故の被害にあっている悲しみもあるだろうが、ロシアで生を受けた人間が本質的に感じている大自然の詩のように感じられる。
日本語の歌(秋桜、みあげてごらん夜の星を、など)、日本語の歌詞のついた曲もあり、歌い手の特質、想いを理解しやすい。
車のなかで聞くというより、明るい、おだやかな春あるいは秋の昼に独り部屋で聞くと心にしみる。
アフガン [DVD]
戦場へ行くまでの間の時間は長いように感じたが、テンポがよかったのでこちらも自然と気持ちが乗ってきて、戦場へ行くことが楽しみになってくる。
志願兵たちのわきあいあいとしている描写は仲間の絆が見え、こういう状況であったり、チームで戦うスポーツをしている人であれば共感できるものがあると思う。
戦闘シーンは少ないが、戦場へ行くまでの兵士たちの心理状況であったりはっちゃけているシーンもんなかなか楽しい。
前情報でプラトーンに似ていると聞いており、比べながら見ていた。似ている部分もあるがどちらも戦争映画なので似ている部分があるのも当たり前だというところで私は落ち着いている。
出ている俳優さんたちも特徴があり特に主人公が味があってかっこいい。
ロシア映画は始めて見たが、言葉の発音好きだなあ。