ドラッカー先生の授業 私を育てた知識創造の実験室
著者でかつクレアモント大学院 エクゼクティブ向けマネジメント博士コース 卒業一期生の
一人であられるウィリアム・コーン博士を通じて、
これまでの出版された書籍とドラッカー先生の間を繋ぐ行間
---息遣いと熱意、そこに至る思いを垣間見ることが出来ました。
もうドラッカー先生の授業を受けることは決してできない叶わぬ夢ですが、
でもこうやって、本書を手にできたことを幸せに思います。
本書では、「将来は予測できないが切り開くことはできる」をメッセージとして
リーダーシップの「育成」にフォーカスされていると思います。
特筆すべきは、「知識のなさを逆手にとって問題に挑むべき」を前提とした
「(白紙の段階から検討するとしたら、この事業に参入しますか」
「この事業をどう扱うつもりですか」
この本質をついた2つのドラッカー先生らしい質問は印象的でした。
また、戦略リーダーは・ビジネス・本業とは縁のない専門分野を含めて
2つ以上の分野で得意分野をもつ必要があるとも説いています。
・(これを通じて)戦略的な発想と行動を身につけること
・自分の得意分野とは異なるものも含め、多数の分野を束ねるために、
より複雑な状況に対応できるようにすること
さいごにまとめると、著者・コーン博士は、
ドラッカー先生の「将来は予測できないが切り開くことはできる」の教えを
読者なりに自分のものにして、歩み出して欲しい。
先生からの伝承された思いを感じました。
トリック(1) [DVD]
このドラマが放送された時間は11時ごろで(確か物凄い中途半端な時間だった筈)何気なくTVをつけていたらやっていました。面白くてつい見いってしまいました。しかし夜遅くの放送と言うことだけあって全話見ることは出来ませんでした。(ミラクル三井と千里眼の男)
後にビデオで見返してみたらこの1シリーズ、2シリーズと3シリーズには無い良さがありました。ズッコケ場面とシリアス場面が丁度良くてただ単に笑うだけのドラマではありませんでした。(山田奈緒子もまだ暗い。)
1巻は「母之泉、ビックマザー」。菅井きんが74の数字を当てたトリックははっきり明かされませんでしたがシリアスな場面とおとぼけな場面の絶妙なバランスが心地よかったです。
東日本大震災 復興への提言―持続可能な経済社会の構築
震災後ほぼ1カ月経過した時期に識者によって書かれた様々な論考を集めたもの。
時期が時期だけに、多くの著者が未曾有の大災害を前に見えない不安感に覆われていた当時の緊迫感が伝わってくる。
とはいえ、5カ月経過した今も人々の不安感が落ち着いてきたのみで、復興への青写真は何も描かれてはいないに等しい。そう言う意味では、本書の様々な提言は現時点でも検討に値するものが多い。
いろいろな意見がある中で、本書で共通するキーワードは、宇沢弘文教授の「社会的共通資本としてのコミュニティ」である。
復興は中央で作るのではない。
もっと、地域の声に耳を傾けたい。
Perfect Future(初回限定盤)
前から気になっていたのですが、買いそびれていた一枚であり、一曲目から、「なんでもっと早く買わんかったの!ばかちん!」と自分をしかりそうになったくらいごきげんな一枚でもあります。これも嫌いなのがない、どれもキャラの立ったすばらしいやつらばかりです。今は2、4、12、13がちょーお気に入りです。4は実は某民法の朝の番組(今はない)でお天気の時に流れるBGMになっていた曲でした。これが流れるのがほんとに楽しみで、CD化にならない?ということであきらめていた曲でした。さらに、欣ちゃんの歌ものとしては明るめ(欣ちゃんの曲は基本明るいんだけどこれは特に)の2もイントロのリフが頭の中でずっと一日中流れ続けました。「pride of lion」(名曲!)「a song for atheletes」(かっこいい!)など今回の歌ものには未来への思いのようなものを暗示するものが多い気がします。
初回限定盤にはもう一枚ついてました。実は、たくさんではないけど、スカパラの雨タイトルの曲が好きで、雨の日は必ず聴きたくなるのです。おかげで、今までより雨もなんか楽しめるようになっちゃいました。そういったタイトルや選曲にちょっとしたしゃれっ気があるのも好きです。3もその一つです。他に歌もののtrumpet versionである6(歌ものとちがう切なさがいい)など、perfect だけど 優しさと強さとどこか懐かしさすらある・・・とりあげだしたら全曲について書けるくらい全部よしです。