ルイスと未来泥棒~ウィルパーの危険な時間旅行~
映画のストーリーを追うだけではなく、オリジナル要素も入っています。
謎解きの難易度は、ゲームとしては高いです。ヒントがもう少しあってもいいかなと言う感じ。
ゲームとしての難易度も結構高くリトライ必死の所も多々あります。
ただ、操作感は同じ据え置き機のWiiと比べると、PS2版の方が操作しやすいです。
マップを1ボタンで開けるようにするなど、微妙な点に少々不満がありますね。
ユーザーインターフェースは意外に大事なので・・・
Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass
不思議の国のアリスと鏡の国のアリスの両方が収録された本です。
紙の質は、週刊漫画誌より若干良い感じです。文庫本などではないため、紙質は良いとはいえませんが、価格などを考えればこんなものでしょう。なによりも、不思議の国のアリスと鏡の国のアリスの両方が収録されてこの値段ですから、良しとすべきです。この手の類の本が、日本で出版されるようになれば、若い人の活字離れも減るのではと私は思っています。日本の書籍の値段は高すぎるように感じています。
ジョン・テニエルの挿絵は、すべて収録されているようです。少し絵が小さいのが残念ですが。このジョン・テニエルの挿絵を私は非常に気に入っています。ちなみに、ジョン・テニエルの挿絵をフィギュア化した、海洋堂制作の食玩があります。
チープな感じの本ですが、電車の中で読んだりするには、軽く持ちやすいので、とても良い感じです。語学の初歩の勉強に向いていると思います。
アリス・イン・ワンダーランド [DVD]
不思議の国のアリス好きで期待してた分期待ハズレ。
ティムバートン作品は「作品を通して伝えたい事」というのが皆無。
それは知っているがそれにしてもこれは酷い。
不思議の国のアリスのキャラを使った完全別物映画になってる。
だったら「ラビリンス」の方がパロディレベルは数倍うわて。
世界観のスケールもこじんまりとしていて、小さくまとめた感じは否めない。
いいかげんジョニーデップ離れしないと監督として伸びないのでは?
不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)
中身については上記の「その他のイメージを見る」でおたしかめください。百聞は一見にしかずです。
一目見ればこの本の凄さがわかります。
仕様についてですが、特に目立ったネックはありませんかね。
あえて言うならページのスミの文字が書いてあるところがあけずらいですね、紙でとめてあるのでダメージなく開くのに気を使う。(わかりずらいですが画像を見れば大体わかるかと)
開くときに「パキパキ、ペキ」と怖い音を立てますがこれはpop up bookの性質上しかたないでしょう。
もちろん買って損なし。同作者の「オズの魔法使い」も同じくすばらしいできなので、あわせてにどうぞ。
ラスト・オブ・モヒカン(字幕スーパー版) [VHS]
アメリカの歴史を勉強中ということもあって、アメリカ建国前の複雑な歴史を背景としたこの話にはかなり惹かれていました。
実際に見て、ハッキリ言えば、史実がややぼやけ気味に描かれていることもあり、これは白人とネイティブアメリカンの戦いを描いたものなのか、フランスとイギリスに振り回されたネイティブアメリカンの悲劇を描いたものなのか、いまいちはっきりしないのですが、やはり弱者であり歴史から消されていったネイティブアメリカンの悲しみは心に沁みるのです。
後半、残虐シーンた多々あるなか、物語はテンポよく進み、危機が迫るとあのバイオリンの音色とともにダニエルデイルイスをはじめとするモヒカン一族が走って助けに来てくれるのは女性なら感激もの。なんと言っても!ほとんど話さず笑わなかった弟のウンカスが、大佐の次女を助けに一人がけを駆け上がり、圧倒的に強い敵の大将にボコスコにやられながらも彼女と目と目で愛を語り散って行く様は涙なしには見ることができません。実際に、白人女性とネイティブアメリカンのあいだで危険な恋物語というものがあったのでしょうか。
史実の重みとニンゲンの業を感じる悲しく切なく重い映画ですが、アメリカの美しい、神々しいまでの山々が圧倒的な迫力で静かに語りかけてきます。それだけでも見るに値する映画です。