全思考 (幻冬舎文庫)
今の世の中にまったく媚いることなく、素直に自分のことばを発しているビートたけしさん。
この姿が、殿と呼ばれるゆえんだと思う。
自分にもハッと気づかされる言葉がたくさんありました。
教育の親父は、子どもに嫌われないようこびるんじゃなくて、嫌われるくらいが丁度いいということ。
和を大切に、言葉が大事にされ過ぎてて、世の中おかしいと自分でも感じれるようになりました。
人生を変えれる、たくさんの言葉がつまった本です。
たけしの戦国風雲児
ボードゲームとミニゲームが詰まったボリュームたっぷりな内容。
ダンカン・大森うたえもん・グレート義太夫・井出らっきょの4人の中からコマを決めてBGMまで選択できる。
ボードゲームも日本縦断・仕官・商人・大名・統一ゲームの中から選べて何度でも遊べます。
怪しいイベントが盛りだくさんで絶対面白いです。
三億円事件 [VHS]
三億円事件について書かれた「三億円事件 (新潮文庫) 」一橋 文哉氏の原作を基に2000年にドラマ化されたもの
ドラマの冒頭、最後に物語的な脚色を加えたフィクションであることが告げられている
「三億円事件 (新潮文庫) 一橋 文哉」については自分でもレビューをしているけれども
原作本自体がノンフィクションなのかフィクションなのか定かでないと思われる部分や疑問に思える部分が多々あり
このドラマはその疑問を補完するような形にもなっている
確かにドラマだけを見れば、これが真相に近いのではないかと感じられるが
今度は逆に原作本を読んで、その中に書かれている起こった事実のみ(作者の推量でない部分)を考えれば犯行はドラマの様にはいかない点が多いことがわかる(主に時間的な部分、主要人物の行動など)
今更三億円事件の真相を知りたいが為にこのドラマを見る人もいないだろうけれども、これははっきりドラマであると思う
しかしだからといってこのドラマに価値がないのかと言えば全然それは当てはまらない
ストーリー、脚本がとてもよく練られていて、素晴らしい作品に仕上がっている
(なにも知らなければこれが本当に真相なのではないかと思えるくらい)
そしてビートたけし、長瀬智也、松田龍平、渡部篤郎の熱演が素晴らしい
特にビートたけしの演技は出色で改めてビートたけしの役者としての才能、素晴らしさを感じ、その演技が見られるだけでもこのドラマを見る価値がある
残念なのはDVD化されていないこと
この作品を良い映像で後世に残せず、ビデオのままでは消えていってしまう可能性が高いのは残念でならない
余談になってしまうけれどもビートたけしさんには自身の監督作ではなく、その才能を絞りつくす程もっと多くの作品に役者として出演して欲しいと思う、そうしなければあまりに惜しい才能だと思う
浅草キッド
殿がオールナイトニッポンをはじめた頃、私は田舎街の中学生でした。
あの頃のガキにとって殿はヒーローでした。
気がつくと、あの頃の殿と同じ世代になりました。
そんな年代になってから改めて聴く殿の歌は
懐かしさだけではなく、心の奥を揺さぶります。
どの曲もいいですが、やっぱりエンディングでも使われていた
浅草キッドが良かったです。
秋の夜にお酒を飲みながら一人でこの歌を聴いて
様々な想いが一気に押し寄せ涙を流してしまいました・・・。
あの頃、ビートたけしをヒーローと信奉していたガキだったあなたに
是非聴いていただきたい1枚です。
アウトレイジ [Blu-ray]
すべてを黙らせる圧倒的な暴力です。しかし、見入ってしまいます。あっという間に終わってしまいました。暴力描写が嫌いない人は見ないほうがよいですが、理屈でなく面白いと思いました。たけし、椎名桔平がカッコよすぎです。