シェーの時代―「おそ松くん」と昭和こども社会 (文春新書)
おそ松くんを 題材にして昭和を振り返るという作品。
おそ松くんを題材に、その当時の生活文化を細かく端端と掘り下げていく本です。
資料的な意味合いが強く、読み物としてはどうなのかな。
自分はあまりおもしろく無かったです。
ザ・テレビ欄0 1954~1974
テレビ放送は、半世紀の歴史があるのに、リファレンスのテレビ番組年表がないのが不思議だった。
曖昧なテレビ番組の記憶を整理したいという思いから、
1958−2009のテレビ番組年表の作成にチャレンジ、
どうにか完成しかけたところで、このシリーズが出版された。
もう一年早ければ、というのが個人的な感想。
年表は、番組の変遷、放送時間の移動等を把握するのに有効だが、
思い出の断片を呼び戻すのは、やはり、テレビ番組欄の方が有利だ。
テレビ欄の縮小コピーなので、文字のかすれ、つぶれがあり、読みにくいが、
このような形で、出版されたのは、大いに意義がある。
(1)1954〜1960のテレビ欄は、断片しかないのが残念。
掲載データが揃っていないのか?
(2)1966までの11時の番組がレイアウトの関係で一部カットされている。
(3)見つけた訂正箇所
P11のテレビ欄1959.4.10(金)は、1960.4.10(日)。
P13のテレビ欄1960.4.8(金)は、1960.4.12(火)。
テレビ中毒者だった人には、おすすめの本です。