北方謙三 三国志
私はゲーマーではないのですが、当時渡辺謙さん始めとする演劇集団
円所属俳優総出演でTBSラジオにて放送された全253話の「北方謙三
三国志」がPS2に収録されるというので購入しました。
画像が「鬼武者」などのように演じる俳優たちのモーションキャプ
チャーだったらなおよしだったのですが(音声源がラジオドラマだから
無理ですけど。っていうか謙さんナレーションだから配役ない
けど・・・笑)寺田克也氏のイラストなので文句は言いますまい。
用語検索機能や三国志に関する人物紹介、地図など資料もあり、
好きな話を録音機能でMDやテープにもおとせるようです。
三国志ファンはもとより、渡辺謙さん始め円所属俳優ファンも入手
しておきたい一品。(注:2002年謙さんは事務所を円から移籍。)
寛容力 ~怒らないから選手は伸びる~
第二回WBCは、確かに日本が世界一に輝きました。
ただ渡辺久信が、もし全日本の監督を務めてたとしたら…。
そんな妄想が、頭の中を駆け巡りました。
2008年ペナントレースを制して、前年Bクラスからの日本一。
そしてアジアシリーズでは、クラブチームアジアNo1の座を獲得。
埼玉西武ライオンズを完全優勝に導いた名将が語る、リーダーシップ論。
選手の個性を引き出し、やる気を起こさせる為にはどうしたらいいか。
頭ごなしに叱り付けるだけでは、選手は成長しない。
目線を下げて、選手との対話を大切にする。
選手の中身を知ることにより、それぞれに合った指導法を確立する。
そういった何気ないことの積み重ねが、大事だと語る渡辺監督。
人の上に立ち、リーダーシップを発揮するために必要なこと。
そして勝つための集団を築き上げる方法。
そのテクニックが渡辺監督の体験談と共に、
著書の随所にちりばめられています。
自分がWBCの試合の中で、一番印象に残っているのは、
本戦の中で繰り広げられた試合ではなく、
日本代表VS西武ライオンズの強化試合でした。
中島、片岡という主力選手を、相手チームに奪われながら、
勝利したのは埼玉西武ライオンズ。
スコアは7-2で圧勝でした。
これは日本代表がWBC強化試合において、
クラブチーム相手に喫した唯一の黒星です。
全日本の先発=岩隈を打ち崩して、先制点を挙げたのは西武。
4回裏一点差に迫られた後、
逃げる西武が追加点を挙げるために選んだ戦略。
5回表にダルビッシュを攻略して、一死二三塁からのサインはスクイズ。
西武の9番バッター=原選手は、体勢は崩されたのですが、
難しいコースの投球に対して反応し、
きっちりと自分の仕事を成し遂げました。
この絶妙な作戦、そしてそれを忠実に実行する選手の姿に、
渡辺久信が理想とする野球の全てが、凝縮されているように感じました。
何気なく手に取った一冊ではあったのですが、
自分もこの本から受ける影響は大きかったです。
人を指導する立場にいる人間としては、
是非とも読んでおいて損はない一冊です。
オーボイッシモ! / オーボエの祭典 ~スーパー・オーボエ・ライヴ!
オーボエ奏者なら誰もが憧れたであろう、宮本文昭が、国内外の一流のオーボエ奏者を集めて一夜限りのオーボエアンサンブルコンサートを開いた際のライブ録音です。オーボエのアンサンブルはあまりないので、それだけでも貴重なCDですが、その上、日本のトッププレイヤーが集結しているのです。なんと罪なCDでしょう。
中でも圧巻は「クープランの墓 プレリュード」超絶技巧のリレーみたいな感じです。そして「コパキラ」で見せるような甘い音色も魅力です。
オーボエに少しでも興味があるなら即、買いましょう。絶対に後悔しません。友達に、「オーボエって凄いんだよ」と自慢するときに使えます。
そこが知りたい最新技術 NGN入門
次世代ネットワークについての、入門書。概要、背景、既存のネットワークとの違い、各要素技術や、実現するサービスイメージなどについて、分かりやすく書かれています。
全体の半分くらい、概要やサービスに関するところは、分野外の人でも理解でき、NGNの世界のイメージが出来ると思います。残りの半分、技術的なところは、分野外の人には難しい言葉が沢山出てきて、私もさっぱりわかりませんでした。この、半々のバランスが、入門書としては結構バランスが取れいれいているように感じました。