エアロダンシングF
戦闘機を駆り戦場へと向かう戦士を称える熱いロックサウンドはゲームに関心が無くても、ロック好きには是非、聴いて欲しい。このゲームはリアルな挙動がウリなゲームなので俺のようになんとなく買ってみたって感じの人には満足に遊べる物では無かったが音楽だけは非常に良く、それだけでも買って良かったと思えたゲームだった。歌詞は全て英語で、本ゲームの趣旨であるドッグファイトに沿った内容の歌詞。Voに鮎貝健氏を起用したのも良い。彼の低く重い声、これがまたギターサウンドと良くマッチして歌い出しからゾクゾクさせてくれる。
Private Heavenのようなスローテンポでピアノの旋律が綺麗な曲もあり、熱いロックサウンドで高ぶった感情を沈めてくれる。そして6のLifes Not a Raceは全ての戦いから解放され、ようやく平和な日々へ戻っていく戦士の心を癒してくれるバラードソング。CRIサウンドチームが自信を持ってオススメするに相応しい出来のアルバムでした。惜しむらくは、このシリーズの知名度がいまひとつなことか・・・私的には素晴らしいサウンドトラックだと感じた。そして英語歌詞の和訳も付いていれば最高だったなぁ・・・・。
aero dancing4 new generation
他製品で例えると、「パイロットになろう!2」のジェット軍用機コースを拡充し、ヘリコプターを加えたもの。機体の動きは家庭用ゲームとしてはリアル志向。半面、ミッション(任務)の内容は単純で、「エースコンバット4」のような大規模な戦闘への参加はない。作品コンセプトは理解できるし、それなりに面白いのだが、イマイチ燃えない。幾つかの点でバランス等が悪く「やり込みたい」という意欲が湧かないのだ。以下に列挙してみる。
1)地表に変化がない。どこまで飛んでも同じ景色が繰り返されるだけ。これでは飛んでいてつまらない。標高差にも乏しい。
2)味方機、敵機とも最大2機まで(計4機)しか同時に出現しない。
3)2)のため任務が必然的に単純なっている。
4)ミサイル搭載弾数が少なく、ガンキル一辺倒となる。(そのくせ一部戦闘機は機銃弾数も極端に少なく、使いものにならない)
5)機種の偏り。「60種以上」と宣伝しているが、その多くはただの色/形式違い(F15だけで10種くらいある)。自衛隊機はF86FやF1など旧型機も含め非常に充実している欧州/ロシア機は少ない上に性能が低く設定されている。(ラファールやEF2000はない)
自衛隊機ファン、シリーズ前作までのファンなら十二分に楽しめると思うが、そうでない人は違和感を覚える部分が多少あるだろう。次回作への注文の意味も含めてちょっと辛口に書いた。御容赦いただきたい。
エアロダンシングF
ドリームキャストで発売されたエアロダンシングFのPC向け移植版で、DC版ADFの内容の他、轟つばさの初飛行の内容の一部を収録しています。ゲーム内容そのものに付きましては、DC版のレビューなど参考にされると良いでしょう。対応OSはWindows95/98/Me/2000で、2000にはオフィシャルサイトで配布されているパッチが必要です。また非サポートですがWindows XPでも作動可能なようです(SP3で作動しています)。
通信対戦は、メーカーのロビーサーバーの運営が既に終了しているため、基本的には遊べませんが、取り説によるとIP直打ちでの対戦も可能なようです。ただしこの辺は取り説でも少しか記述されておらず、ポートの設定情報なども不明です。
古いゲームなので、現在のゲームを基準にすると、☆2〜3くらいが適当かも知れません。ですが、かつてDC版を遊んでいた方にとっては、それ以上の価値があると思います。また起動時にディスクチェックが入らないため、思い付いたときに気楽に遊べる点も、私的には高評価の一因になっています。
なおPC版エアロダンシングとしては、この他にエアロダンシングiも発売されています。PC版ADFは通常の紙箱パッケージの他、低価格版としてデジキューブが販売したパッケージ(厚めのDVDケース風)もあり、入手性は比較的良いですが、PC版ADiは低価格版がリリースされなかったため、やや入手性が悪いです(Amazonにも商品ページがないようです)。
エアロダンシングI
飛行機のシミュレーター的ゲームをやりたかった。
絵も綺麗だし、最初は、感動するが、
自分の操縦がワンパターンなこともあって、技術不足で途中で
嫌になった。
こういうゲームは最初の感動を忘れずに、根気が必要。