未来世紀ブラジル [Blu-ray]
言わずと知れた、小説「1984年」の世界をファンタジックにブラックユーモアでコーティングした近未来映画の傑作!
未だにギリアムは本作を超える映画を作れていないし、未だに多くのファンがあーでもないこーでもないと話し出したら止まらないほどの普遍性が魅力。
テロリストが市民の欲求不満のはけ口だったり上流階級の人物がやたらグロテスクに描かれていたり、そのメッセージ性もさることながら、何より神経に障るダクトに覆われた建物や発電所の煙突の内部で撮影した尋問場面などなど映画的イメージが強烈!
そうそう主人公の夢の中に登場する巨大な武者姿の敵は、最近観たオタク映画の傑作にも登場してたっけ。
現代が本作に近づいたとかカフカ的主人公の末路はハッピーエンドなのだろうかとか、やはり書き出したら止まらないのだが、私が一番心配しているのはブルー・レイがどれだけ高画質なのかということだ。
実は、以前DVDで購入してあまりに画質が悪いのですぐに手放してしまった経緯がある。どなたか情報をお持ちの方はレビューしていただきたい。
作品の内容、プラス期待値で星五つ。
Goodfellas: Music From The Motion Picture
一本の映画で、映画ファンはもちろんのこと音楽ファンをも同時に魅了する数少ない映画監督であるマーティン・スコセッシの最高の映画が「グッドフェローズ」である。音楽が主役のドキュメンタリー映画(「ラストワルツ」「ライトニン・イン・ア・ボトル」「シャイン・ア・ライト」等)でのスコセッシの才は音楽ファンの誰もが認めるところであるが、劇映画での選曲が彼のもう一つの魅力。イタロアメリカンが好んだドゥーアップの比重を高め、朋友クラプトンのドラマティックな曲を終盤で使ううまさ。「レイラ」と血みどろ映像の合うこと。そして映画の「やりきれない」でも「素晴らしい」の終わり方。最高です。
Concerts [DVD] [Import]
BS FAN "BV fan"さんと同意見です。2006年のライブCDを聴いたとき、バーブラも高音域が出なくなったなぁと少し残念な気持ちになりました。しかし、少し衰えたとは言えバーブラの魅力に変わりはありません。このライブDVDはその内発売されるだろうと何回となくamazon/USAをチェックしていました。また、早く見たくてこのDVDの仕様などを何度も確認していましたが、輸入版ミュージックDVDを購入するときにいつも問題となるのは、そうリージョンコードです。
このDVDはリージョン1となっていますが、本当ですか?イギリス版はリージョンフリーのようですし、リージョン1とあってもリージョンフリーのときも多いですから。(日本語字幕があるということはフリー?)
Nobu: The Cookbook
昔、シドニーの本屋でたまたま見つけて気に入ったので買いました。さすがに世界中のセレブが通いつめるレストランだけあってレシピは普段つくるようなものは少ないですが(ロブスターとかアワビとかキャビアなんかが眼に付くかな)、結婚記念日などの特別なディナーにちゃちゃっと作ってあげたら点数稼げると思います。この本で好きなのは外国人が気に入りそうなソース類のレシピが多く掲載されていること。Nobuさんが昔ペルーに住んでいたことがあったらしくコリアンダーやハラペーニョなんか使ったレシピがあって新鮮でした。
マチェーテ [DVD]
「デスペラード」を初めて見た時に思った「あれ?これは笑ってもいいのかな?」といった微妙な感情…
ストーリーはマジメに進んでいるのに笑ってしまいたくなるちょっと困った感情。
ロバート・ロドリゲス監督渾身の…というか、相変わらず究極のB級作品でした(^^)
なぜそこでセガール?
なぜそこでデニーロ?
そして、なぜそこで、、、トム・サヴィーニが、しかも役者で!?( ゜∀゜)・∵.ぎゃぼー
といった無駄かつ謎に豪華な役者陣も素晴らしいです。
期待通りでありながら、大幅にあらゆる期待を裏切ってくれる快作です。
いわゆる「感動巨編」とはまるで違う系統ですが、スカッとできる映画であることは間違いないです!(^^