青きプリティどんべえちゃんの衝撃動画評論モバイル

コんガらガっちどっちにすすむ?の本 (創作絵本シリーズ) 一本の道を指でたどっていくと、ページの終わりで２本に枝分かれし、
どちらを選ぶかによって、次の展開が変わるという趣向の作品。
　　
　　しまった！　違う道を選ぶべきだった。
　　よかった！　この道は正解だったなあ。　などと単純に楽しめる。

もともとは園児向けの　おとぼけタッチな絵と内容でありますが、
大人がみると、哲学的なものを感じ取ることができましょう。
収録された３編のそれぞれ意味するところを考えると、

●どんな道を進もうが目標に向かうことはできる。
●ちいさな選択の繰り返しが大きな違いを生み出す。
●道は真っ直ぐとはかぎらず、時には横道にそれたり戻ったり。

というように、道をたどるという単純な作業を通して、
いかに人生を歩むかということにまで思いを深めていくことが
できるのだ！（ちょっと強引か・・・）

NHK放送80周年記念橋田壽賀子ドラマハルとナツ ~届かなかった手紙 BOX [DVD] 　幼少期に日本とブラジルで離れ離れになった姉妹が幾多の苦難を乗り越えながら成長し、70年ぶりに日本で再会する物語です。二人が現代では考えられないような苦難を経験しながら再開を果たし、お互いの誤解を解いていく様子には感動しました。70年、80年に渡る壮大な時間の中での人生の重みを感じさせてくれるドラマだと思います。
　他の方もコメントされていますが、成年期、壮年期のハルとナツを演じた女優の演技のみならず、何といっても幼少期のハルとナツを演じた二人の子役の演技が素晴らしい。この二人の演技によってこの作品に大きな価値と深みを与えてくれたように思います。この二人が別れを悲しみ、互いに別の国で暮らしていく演技には大人の女優に勝るとも劣らない感動をもらいました。

　あと昭和初期に日本からブラジルへ移住した人々の苦労を知ることができたのが収穫でした。日本人が異国の地で日本人としての誇りを失わず、かつ現地の人たちと協力しながら現状を打開していく様子は新鮮な感動を与えてくれました。
　最後にハルとナツがお互いのことを知り、一緒に暮らしていけるようになって本当に良かったと思います。

角川映画・女優ヴォーカル・セレクションこれは角川映画3人娘（薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子）の主演映画主題曲集ですが、私のお目当ては薬師丸ひろ子の『スローバラード』。これは森田芳光監督の『メインテーマ』の劇中曲で、彼女のベストアルバムに収められないことが多い隠れた名曲です。

松本隆さんの歌詞、南佳孝さんのメロディーライン、大村雅朗さんの編曲、どれも素晴らしく、メローで、切ないバラードになっています。
原田知世さんの初々しすぎる『時をかける少女』や『守ってあげたい』も入ってます。