ユメノユクエ
榎本温子さんの声優10周年記念本。
いい意味で「記念誌」的な、「榎本温子の歴史」が見れる本。
ほとんど榎本さんのことを知らなかった私でも、
彼女の過ごした人生や、悩み、考え方、プライベートを知り、
あー、こういう人なんだとよくわかりました。
声優を目指す人にとっては、参考になるでしょう。
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「憧れのシンデレラストーリー」に見えるかもしれませんが、
実際は家族の反対があったり、
中学・高校時代はどっぷりとオタクであったり、
今も3ヶ月ごとに失業の危機があったり(笑えない)、
外からはわからない、心情や出来事が書かれています。
そういうことを包み隠さずに正直に書くのも、
まっすぐな榎本さんの、いいところなのでしょう。
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1.グラビア
すごく多いです。131ページ中40ページ位。
自然な中に、かもしだす大人の色気があります。
デビュー当時から、顔もファッションも洗練されていき、
女性として磨かれていく様子も見れます。
いわゆるセクシーグラビアは少なめ。
現在のミニスカ写真、アイスをなめる写真、
昔の水着写真、キャミソール写真程度。
昔の写真は丸顔ぽくて健康そうですが、
最近の写真は、グラビアモデル風でいい感じです。
高校生の時、オーディションに応募した写真も見れます。
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2.ユメへのプロローグ
小中高時代の暮らしぶりや、声優を目指した頃の話。
どっぷりとオタク&アニメイベントのはしごして、
イベントまで主催したり、まさに腐女子(?)のような毎日。
声優オーディション落ちた話やら、
家族に反対されるのも、よくある話だけど、
それぞれの家庭の事情があるのです。
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3.ユメノオシゴト10
10年の軌跡を「1年目」「2年目」とそれぞれ紹介。
最初のページに、その年の出演作品、CDなどの紹介。
以後、その作品についての思い出やエピソードを語ります。
私はアニメ自体は、ほとんど知らないのでですが、
事務所をやめるときのエピソードや、
プリキュアで子供の反応を見たときの話は、
良かったと思います。
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4.アツコノモト
家族の話、学生の頃の話。
部活にアルバイトに、恋の話。
どこにでもいそうな女の子の、
等身大のエピソードが満載です。
年上の恋人とつきあってたとか、
堂々と書けるのはカッコイイと思いました。
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5.ユメノトチュウ
雑誌のグラビア、表紙を飾った写真を掲載。
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6.アツコノコタエ
ファンからの質問に答える。
「榎本温子」個人へのいろんな質問と、
「声優になりたいけどどうすればいいですか?」
みたいな、声優に関する質問があります。
20問以上あるので、読み応えがあります。
声優さんの苦労が、よくわかります。
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7.アツコノプライベート
昔からの個人的な写真を掲載。
顔や髪型が変わっていく様子が楽しめます。
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8.アツコヘノコメント
仕事でお世話になった人、仕事仲間のお祝いコメント。
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9.ユメノユクエ
グラビアページにポエムを掲載。
カッコよくて、読むと元気が出ます。
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10.アツコノイベントデータ
10年間のイベント一覧。
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11.その他
表紙カバーをめくると・・・・
自分で確認しましょう(笑)
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声優に興味のある人、榎本温子さんを知ってる人ならば、
読んでみて損は無いと思います。
2時間あれば読めます。
声優と言うオシゴトの裏側の知識と理解が深まりました。
本のデザインや色合いもよく、
記念誌にふさわしい本だと思います。
映画ふたりはプリキュア Splash ☆ Star チクタク危機一髪 (初回限定版) [DVD]
「デジモン」との同時上映だった関係で『MaxHeart』よりも本編がやや短めながら、
その分、咲と舞の心情に重点を置いた丁寧なストーリーに仕上がっています。
劇場版の特別エピソードというより、TVシリーズの30〜40話あたりに追加された前・後編のような、
そしてTV全49話に本作を加えることで、『SplashStar』の物語が完成するような・・・そんな位置づけにも思えます。
5年前の夏、精霊の光に導かれての運命的な出会い。不思議な縁を感じてか、再会時から仲の良かった咲と舞。
半年を過ぎ、些細な不満も口に出せるようになった時期での大喧嘩は、
そんなふたりにとって、起きるべくして起きた、大事な試練となりました。
そして、コマ送りで見ないとついていけないほど高速&迫力の戦闘シーン、
咲と舞の心理状態を表現したイメージカットの数々、
クライマックスでの、キュアブライト&キュアウィンディへの劇場版オリジナル変身等々、全編見所満載です。
上北ふたご先生のコミック版とは台詞・展開等細かい違いも多数あるので、比較してみるのも一興。
そして、ミニゲームやチャプター画面、設定資料画面等で、劇場版BGMをおおむね聴く事ができます。
また、TVシリーズに関連するシーンが数多く登場しますので、
DVD1〜9巻あたり、特に1、4、8、25話等をご覧になった後なら、
より深く楽しめます。
『MH』2作と一緒に揃えたい、永久保存の価値ありの名作です。
Touch My Heart (CCCD)
歌唱力が今一歩な感じがしないでもないですが、オケがいいのでトータルとしてオッケー。
でもやっぱ本人歌が上手い方なので、もうちっと冒険した曲が欲しかったです。
あと、これ、コピーコントロールCDです。長く聞きたければ買うことが確実かと。
ふたりはプリキュア SplashStar VocalアルバムII~奇跡の雫~
これはボーカルアルバム1の発展系みたいな楽曲が多いです。
アルバム1が春と夏のイメージで、
アルバム2が9月10月の秋のような印象です。
太陽の輝く季節は少し落ち着いて、
秋のゆったり感とのびのびしたエッセンスが加わりました。
咲と舞はまだまだ元気です。
最大楽曲として
7つの泉を奪還せよ!! 〜フィフスエレメントの逆襲〜、
これが他よりレベルが頭2つ抜きん出ています。
夜のダンスホールで心を酔わせた1979年頃のジャズを思わせるナンバー。
ひええ。聞き入ってしまいます。
そしてGirl's Work。これも特筆ものかと。
みんなで歌ってるんですがそのワイワイ具合がゆる〜〜くて、
とっても楽しいな。レゲエポップです。
ビートルズのオブラディオブラダをなんとなく思い出しました。
キュアブライト・キュアウィンディとなったように咲と舞の歌にも少し変化が。
咲と私。舞とわたし。そして友達、家族。
そんな今までの自分よりもほんの少しだけ多くの
世界を見るようになったのかもしれません。
自分の中にある気持ちが半歩、前に進み始めました。
まだ曖昧で戸惑ってしまう程度の変化ですが
秋は夜でも月の光が明るいし、夜の吹き抜ける風はとても気持ちがいいものです。
そんなふたりの元気さならば、どんな不安だって吹き飛ばしていけそう。
秋の夜長に風と月の歌声を聞いて
季節の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか。お薦めです。
(今は夏前ですけどね^^)
22‐unreal―榎本温子写真集
タイトルはunrealですが、
榎本温子のrealが伝わって来る写真集です。
特に水着の写真が衝撃的でもあり、
そうかと思えば買い物してる写真とか、
本当に日常の表情があったり、
くるくると変わる表情がちりばめられていて、
今まで知らなかった彼女を再発見出来ます。
フォトエッセイと言う事でエッセイもおすすめ。
シンデレラストーリーをかけ上がって来た彼女の
自分の夢に向かってひたむきに努力した時間、
1人の女の子としてのプライベートな思いが溢れています。
声優・榎本温子とオフの榎本温子を見せてくれる写真集です。
もっともっと、私達の知らない榎本温子を見たくなりますよ。