タクティカルロア 1 [DVD]
遠い未来、太平洋上に巨大低気圧が居座り続け、海上運輸交通が危険になった。
そのせいで近代海賊が跋扈する嵌めになった。
そして、それを警備する民間会社が発展した。
そんな会社郡の中の護衛艦「パスカルメイジ」乗組員が全員女性だった。
しかも、幼馴染ツンデレ系からメガネ娘、巨乳、チビッコまで「そういうタイプ」を
ひたすら詰め込んだ。
それらは全部どうでも良いから!
(・・・そうでもないかな・・・一応、それが「売り」らしいから)
とにかく、実際の自衛隊が取材協力した精密なメカニック描写が卓越でそれだけで
十分に見応えがあります。
むしろ、映像特典で入っている「はるさめ」の取材映像の方が軍ヲタの心をゆすぶって
仕方ありません。
さすがにCICの映像はありませんでしたけど微妙な裏話とかが満載で十分に
楽しめました。(機関室の事を「機械室」と言う等々)
TVアニメ「タクティカルロア」オリジナルサウンドトラック
『タクティカルロア』の売りである日常パートと戦闘パートのメリハリがこのBGMによって際立っています。
日常パートではゆったりとした落ち着ける曲が多く、
戦闘パートでは緊張感のある曲が多く収録されています。
どの曲も雰囲気を引き出す良い曲ですが、少し同じような曲が多いことから星四つの評価となりました。
TVアニメ「タクティカルロア」OP主題歌 たったひとつだけ
トラック1ですが、yozuca*さんが歌っている曲「サクライロノキセツ」のremix曲のアレンジを担当していた斎藤真也氏が作・編曲を担当しています。テクノ調、トランス調のアレンジに定評がある氏ですが、今回は、前面にバンドサウンドを押し出した、どことなく爽やかで疾走感のあるメロディとアレンジになっています。エレキをきかしてハード目にしているあたりが氏らしいところですね。そんな曲を歌っているyozuca*さんですが、声も歌い方も曲にぴったりな感じで良かったです。
トラック2は、yozuca*さん自身の作詞・作曲です。切ない感じで、バラード調の曲です。残念ながら、こちらは新鮮さを感じることは出来ないと思います。
そうではありますが、トラック1だけでも十分に満足出来るのではないでしょうか。
タクティカルロア コンプリートブック (ホビージャパンMOOK)
現在のところ、「タクティカル・ロア」に関する唯一のアルバム本になります。
ミリタリー方面のファンからは艦艇等解説、キャラ萌えのファン向けには、キャラクターファイル、声優ファン向けには添付CDの「たくろあ航海日誌」、ストーリー&考証派には兵頭一歩氏による後日談&外伝小説などひと通り、本作品の対象となるファンの嗜好には応えています。
ただ、おそらく唯一の出版物になる見込みから、価格&ページ的にオールラウンドを目指した為か、同社の 「ストラトスフォービジュアルブック」等と較べても幾分散漫な構成になったのが惜しまれるところです。
TVアニメ「タクティカルロア」ED主題歌 ふたりぼっち/モノクローム
中原麻衣の3枚目となるシングル。本作になって
ケースがスリムになった。が、買ったばかりのデ
ィスクは取り出しにくいのが難点。
本作も、音楽CDの他に、プロモーションDVD
が付属する。
さて、1曲目「ふたりぼっち」の曲調はどこか
中庸的である。それは前シングル「ロマンス」
をプラス、「エチュード」をマイナスとすると
プラスマイナスといった感じである。
別の言い方をすれば、前アルバムの「ヒロイン」
に近い印象である。
2曲目「モノクローム」は、がらっと印象が変わ
り、「エチュード」に近い曲調になった。エチュ
ードと木の葉日和を足して2で割ったような感じ
である。
映像で観る「ふたりぼっち」も、やはり中庸的だ。
だが、今までの作品よりも本人らしさが良く出て
いるという印象を受ける。
今回は、この映像以外に「ロマンス」のライブ映像
が収録されている。これは、前アルバムの応募券を
送ると貰えるDVD「ミニシアター+」にも収録
されている。だが、間に本人コメントが挿入され、
ライブ映像を期待している人には「??」と思った
方も多いはず。
今回は、ノンカットで楽しめる。是非良質なオーディ
オシステムで再生することを勧める。この音源は意外
にリアリティーがある。サラウンド機能などは使わず
にピュアオーディオで楽しんで頂きたい。
ちなみに、今回のDVDの内容で不満な点がある。ま
ず、本プロモーションとライブ映像の2種類あるのに
対し、タイトルメニュー及びプロモーション映像のス
タッフロールがないこと(前2作は有り。)である。
今回の音質も良好。前アルバムと同じ音質評価である。
刺激音が少なく、比較的好感触。少し軽快さは残るが
、曲のテイストと会っていて良い。