アンジェウク「トライアングル」. イ・スギョンモバイル

恋する国家情報局 DVD-BOX1

　イ・スギョンさん目当てで見始めたドラマでしたが、最初の何話かを見ていく内に、彼女が出演している（でも彼女の出演作の中では一番好きですが）ことよりも、このドラマのサブキャラの面白さと、コミカルなゆるーい場面とそうでない場面のバランスの絶妙さにハマって、最終話まで見てしまいました。特に最終話はこのドラマらしさに溢れた作りになっていたので良かったです。あと、個人的に選んだ”ベスト・キャラ”は、１位　ハン・ドフン（ハナが”悪者じゃない”と最後まで自分の意見を通すのも理解出来るような気がします。”普通の人”ではないと思うけど、実際付き合ってみたら、愛情が湧きそうな）、２位　キム要員（このドラマの独特なノリを作っているのは、間違いなく彼だと思います。もしも、彼がいなければ、情報局内の雰囲気は全く違う感じになっているのでは？）、３位　チェ　チーム長（このドラマに出てくる、他のキャラクターもそうですが、彼女も良い意味で話数が進んで行くに従って、徐々に人間味溢れるキャラに変わって行きますよね？　彼女にはもう少し大暴れして欲しかったですね、”壊れる”という意味でなく）です。あと、スギョンさん演じるハナが、”情報局の人達みんな（キム要員を除く）が煙たがるキャラ”から、徐々に”Cleverな常識人（ドラマ後半の彼女が”特にドフンに対して”時々発するセリフに注目）”に変わっていくのも爽快です。ジンサンやドフンが彼女に惚れるのも分かるような気が。とにかく”韓国での放送時は低視聴率だった”という先入感は抜きにして見て欲しいドラマです。１話から辛抱強く順番に見ていかないと良さが分からない作品だと思うので（自分は最終話を見て、また１話から見直してしまいましたが）。

恋する国家情報局 DVD-BOX2

このドラマ、ラブコメに属すると思うんですが、コメディ色は充分だけど
ラブラブモードが少し足りなかった気がします。ハナとジニョクのほんわかムードは
それなりにあるんですけど、いい大人なのに、最後までキスシーンは無し！残念。

リュ・ジンssiのおとぼけの演技には笑わされました。役柄とはいえ、この人
こんな一面もあったんですね。そして、最後はホロリとさせたしね。

キム・サンギョンssiはだいぶオッサン化してましたが、演技力でカバーしてます。
やはり中年になっても一流の役者さんです。脇役の俳優さんが充実してましたよ。
カン・シニルssiも良い味出してました。キスシーンがあったら★５なんだけど...。

神様、お願い DVD-BOX1

本作は，当初の50話の予定で放映を開始しましたが，あまりの人気に３回延長して，85話になったという代物で，“韓国では”大ヒットした作品です。
韓国でヒットした作品が，日本でもとなるかは疑問ですが，まあ韓ドラらしい作品ではあります。ここでは，鑑賞に当たってポイントを何点か書いてみます。

まず，登場人物が非常に多く，人間関係と名前がつながらないと思いますので，「人物相関表」みたいな物を作成することをお勧めします。
ヒロインは，芸能界のメイクアーチスト役のイ・ジャギョン（ユン・ジョンヒssi），対抗するのがアナウンサー役のカン・イェリ（ワン・ビンナssi），そして第三の女性がイェリの友人役のク・スラ（イ・スギョンssi）ですが，三人とも，とってもお綺麗ですので，役柄は別にして要チェックです。
韓ドラのエキスとしては，出生の秘密，ドロドロの（複雑な）人間関係，薄幸のヒロインの恋，脇役の頑張り，などが上げられます。

ほんでもって，人間関係についてですが，ジャギョンの実の母と思われるチ・ヨンソン（ハン・ヘスクssi）は，血縁関係でないと思われる息子のワンモ（イ・テゴンssi）と，実の娘スラ（イ・スギョンssi）を持っていて，このワンモがジャギョンに恋するみたいで，スラはジャギョンの元彼の俳優チョンハ（チョ・ヨヌssi）が好きで，チョンハはジャギョンのことが忘れられず，ワンモに恋するのがイェリという感じになるのでしょうか。
この複雑な関係を覗いてみたい方は，心を決めて本編にお進みください。